いつまでも模範を示す

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2007/08/29

弾いて模範を示すメルレ先生
今日は、福田靖子賞選考会の2日目でした。

今回の審査員、ドミニク・メルレ先生、ピオトル・パレチニ先生、ミハイル・ヴォスクレセンスキー先生の3教授に共通するのは、素晴らしい模範演奏を折り込みながらレッスンすることです。

一見当たり前のようですが、孫より若い生徒に、圧倒的に上手な模範を示すことができる職業というのは、実はそう多くありません。たとえば、野球の監督は、現役選手のような速球を投げることはできませんし、ソフト開発者も管理職に移ったら最先端のプログラムを自ら組むことはありません。

ピアノ指導者という職業は、精進し続けることで、いつまでも生徒の先を生きることが可能な素晴らしい職業だと思いました。

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