フリーの音楽研究者
2007/08/04
昨晩は、3000曲もの古い楽譜を保有し音楽研究している幅至氏と面会しました。
幅氏は、ソルボンヌ大学を出て、現在予備校で英語とフランス語を教えています。楽譜の収集と音楽研究は、経済的には趣味と位置付けられますが、内容的には音楽研究者と言ってよいと思います。ヨーロッパでの人的ネットワークを活かし、楽譜など一次情報となる資料から当時の様子を解き明かしています。
日本で演奏団体や芸術家への支援は、かなり充実してきましたが、フリーの音楽研究者への支援は、ほとんどありません。公の音楽図書館に音楽研究員のポジションを増やすか、フリーの研究者への支援を増やすことはできないものかと思います。
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