デザイン志向の作曲

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2007/04/13

2007年度新曲実音審査
アートとデザインは、どちらも著作活動ですが、相互に違うものだと考えられます。

アートは、人類史上誰もやったことがない新しい試みであれば、高く評価されますが、デザインは、用途に合致していなければなりません。

ピティナの新曲課題曲は、作曲家のオリジナリティが要求される一方、コンクールの審査に適した曲に仕上がっていることが求められます。つまり、デザイン的アートと言うこともできると思います。

ピティナ創立当初の目的は、邦人作品のプロモーションでした。41年の歳月が流れ、これからは、人々に演奏される作品を作るという「デザイン志向の作曲思想」を広めることにも一役買えればと願っています。

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