感謝という遺産

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2007/03/15

ウラディミール・トロップ先生
今日は、浜松国際ピアノアカデミーに行きました。

これは、世界のトップ教授5名が、10日間にわたって公開レッスンとコンクールの審査を行う、たいへん贅沢な催し物です。

レッスン終了後、初めてお目に掛かるウラディミール・トロップ先生にご挨拶すると「Are you sun of Madam Fukuda? あなたのお母様が私を日本に初めて招聘したのですよ。スパシーバ(ありがとう。)」と声を掛けて下さいました。

たぶん20?30年前のことなのだと思いますが、母の代理として息子の私に何度もスパシーバを連発して下さったのです。私は、「感謝という遺産」を相続しているのだと心を引き締めました。

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