模倣の次は
2007/02/26
今日は、ピティナ40年記念誌向けの座談会を行いました。
ピティナ・ピアノコンペティションが、創設された30年前は、ピティナで育ったピアニストが、ショパン国際コンクールで4位になる、などということは、目標にもならない遠い出来事でした。
今では、課題曲CDそのままのような演奏では、物足りないと言われますが、当時は、譜読みがきちんとできていれば、OKというレベルでしたので、演奏を模倣できるだけでも上出来だったのです。
次の段階では、より演奏者のパーソナリティが出る演奏が多くなるよう、指導者自身がもっと勉強しなければ、という前向きなご意見が出され、とても頼もしく思いました。
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