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7回 応募要項
応募要項表紙

福田靖子賞」は、ピティナ創立者、故福田靖子の遺志により、日本の音楽業界を支えていくであろう若いピアニストたちが世界で活躍するための資金として活用していただくことを目的とした奨学金で、2年に1回選考会を実施しています。2015年、第7回の応募要項は以下の通りです。


1.参加資格
  • 1997年4月2日以降誕生の者( 2015年 4月1日時点で17歳以下)
  • ピティナ・ピアノコンペティションソロ部門C級以上で全国決勝大会ベスト賞以上の受賞経験者。またはそれに準じる全国規模のピアノコンクール及び国際ピアノコンクールでの入賞者。
2.審査方法・日程

選抜は、書類選考→レッスン→最終審査会の3 段階で行う。

1)書類選考

所定の書式により、応募者全員の書類を精査。原則として9 名の通過者を選出。

応募締切
2015年3月10日(火)(消印有効)
通過者発表
2015年3月31日(予定)
  • 選考結果は、応募者全員に通知される。
  • 書類選考通過者に、レッスン及び最終審査会の詳細を案内する。書類選考への応募は無料、レッスン及び最終審査に進出した後、審査料50,000 円が必要。

2)レッスン

3名の海外招聘審査員と9 名の参加者による総当たりのレッスンで、参加者の音楽的能力、将来性等を確認。

日程
2015年8月25日(火)および26日(水)10時~18時頃予定
会場
都内音楽大学レッスン室(予定)

3)最終審査会

1人30分程度のプログラムにより9 名全員が演奏。最終的な評価と順位決定を行う。

日程
2015年8月28日(金)11時~ 17時頃予定
会場
台東区生涯学習センター ミレニアムホール(東京・上野)
  • 終演後、結果発表・表彰式(一般公開)および懇親会(関係者のみ)を予定。
3.奨学金

奨学金100 万円(2013 年実績)を福田靖子賞(第1 位)受賞者に授与

  • 最終選考後、福田靖子賞原則1 名を選出。受賞者は、海外で勉強する目的・渡航先・期間等を明確にし、公益財団法人福田靖子賞基金事務局へ報告することが義務づけられる。
  • 2位以下の3名程度にも、奨学金が与えられる場合がある。これらは、賞金としてではなく、海外のアカデミー・研修会・音楽祭等への渡航費・滞在費補助として、実際の渡航が決定した際に支給される。補助対象となるアカデミー・研修会は、公益財団法人福田靖子賞基金事務局で、内容・意義・規模・主催者その他の要素を考慮し、その都度審査または紹介して、支給の可否を決定する。
  • 福田靖子賞及び入賞者の奨学金授与は、実用英語検定(英検)3 級以上を取得している者(またはそれに準ずる英語力を確実に有する者)を対象とする。(選考会参加の時点で取得している必要はないが、奨学金授与には資格が必要)
4.課題曲(レッスン、最終審査会)
1)レッスン

レッスンでは、3 名の海外招聘教授に対し、それぞれ異なるレッスン曲を準備すること。詳細は、書類選考通過者に案内する。曲目提出は、2015 年7月上旬頃を予定。(事務局でレッスン曲の相談・問合せにも適宜応じる)

  • 曲の制限はないが、レッスンは1コマ60分なので、それに見合った適切な長さの楽曲を用意すること。

2)最終審査会

25分以上30分以内の自由なプログラム。詳細は書類選考通過者に案内する。演奏曲目提出は、2015年7月上旬頃を予定。

  • 演奏時間は、最初の音が出た時点より通しで計測し、曲間を含む。制限時間の著しい過不足は失格となる場合があるので注意すること。
  • レッスンで指導を受けた曲以外の作品も含めてもかまわない。
  • 楽曲の抜粋方法、選曲と演奏順序、その他、プログラミングのあらゆる要素が、審査の考慮対象となりうる。
  • 演奏曲は現在または過去に出版されたことのある作品のみとし、審査員より楽譜閲覧の希望があれば対応する。
  • 弦や楽器本体など、鍵盤以外に接触することによって発音させる、いわゆる現代奏法の類を含む作品を禁ずる。
5.審査員
1)第7回海外招聘審査員(レッスン及び最終審査会担当)
ヤン・イラチェク・フォン・アルニムヤン・イラチェク・フォン・アルニム(ドイツ) ウィーン国立音楽大学教授/ウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクール音楽監督
マイケル・ルーインマイケル・ルーイン(アメリカ) ボストン音楽院教授/ボストン大学教授
スタニスラフ・ユデニッチ スタニスラフ・ユデニッチ(ウズベキスタン/アメリカ) パーク大学教授/コモ湖国際ピアノアカデミー教授
2)選考委員(公益財団法人福田靖子賞基金理事長および評議員)
福田成康福田成康 公益財団法人福田靖子賞基金理事長・一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)専務理事・株式会社東音企画代表取締役
江口文子江口文子 公益財団法人福田靖子賞基金評議員・昭和音楽大学教授
二宮裕子二宮裕子 公益財団法人福田靖子賞基金評議員・桐朋学園大学特任教授
播本枝未子播本枝未子 公益財団法人福田靖子賞基金評議員・東京音楽大学教授
松﨑伶子松﨑伶子 公益財団法人福田靖子賞基金評議員・洗足学園音楽大学客員教授・平成音楽大学教授
  • 選考委員は、書類選考および最終審査会の演奏審査を分担して担当する。
  • 最終審査会では、福田靖子賞受賞者(第1 位)は海外招聘審査員のみの投票により決定され、第2 位以降は、受賞者の有無や賞名称の検討も含め、海外招聘審査員および選考委員の投票・討議により決定される。
6.申込方法(書類選考)
1)提出書類
  1. 参加申込書(次ページ):氏名・住所・演奏履歴・入賞履歴 等
    別紙にて応募理由を添えること(書式・用紙自由)
  2. 顔写真(カラー):4cm× 5cm 程度以上、返却不可、裏面に氏名を記入し申込書に貼付
2)提出先

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-15-1 宮田ビル3 階
公益財団法人福田靖子賞基金「 福田靖子賞選考会」係

  • 市販の封筒で、表書きに「福田靖子賞応募書類在中」と明記のこと。申込書を折りたたんでもかまわない)

3)応募受付期間

2014年12月8日(月)~ 2015年3月10日(火) ※消印有効


4)書類選考結果発表

2015年3月31日(火)までに、すべての応募者に文書にて通知。
書類選考通過者は、2015年8月のレッスン+最終審査会へ進出する。
進出者へ、8月の審査料(50,000 円)の振込先・振込方法・今後の予定等を案内する。

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