関連団体の事業

公益財団法人 福田靖子賞基金
未来の音楽文化を担う若者たちを応援したい

公益財団法人福田靖子賞基金は、ピティナの創立者である故・福田靖子の遺志をもとに設 立された、若いピアニストの海外での学習機会を支援する団体です。メインの事業である 福田靖子賞選考会では、世界の第一線で活躍する音楽家が審査員として招聘され、参加者 は審査員の個別レッスンを受けたのちに演奏会形式でオーディションに参加します。選考 会で受賞した方には海外の様々な学習機会を紹介し、奨学金・渡航費などのサポートを付 与しています。また、国際的に活躍する音楽家を日本に招いてマスタークラスを開催する など、日本にいながら世界のピアノ教育に触れられる機会も多く提供しています。
将来有望なピアニストたちが国際的な経験を積み、その過程で音楽や芸術に接するために 必要な教養・人格を磨いて、音楽的のみならず人間的にも、日本の音楽文化を担うにふさ わしい人に成長していくこと。こうした「担い手」の育成を支援することは、永続的に日 本で音楽文化が発展していくために欠かせません。

実績

皆様のご支援で毎年、若手ピアニストに多くの国際的な学びの場を提供できています。

年度 助成金額(円 奨学金給付
対象者数(人)
給付型奨学金 渡航費 マスタークラス等開催
2013 1,750,000 1,406,598 748,166 61
2014 350,000 1,491,420 1,134,785 79
2015 2,250,000 1,702,330 1,671,132 86
2016 300,000 700,269 1,755,350 93
2017 1,750,000 464,760 1,546,430 78
2018 300,000 946,530 1,344,120 71
2019 1,950,000 831,554 682,460 56

寄付の使い道

2003年から隔年で開催されてきた福田靖子賞選考会は、2021年8月で記念すべき10回目を迎えました。これまでに海外に送り出してきた若者はのべ76人(渡航助成982万円)、マスタークラス実施は118回(受講料助成1,009万円)、その経験を活かして、かずかずの名だたる国際コンクールで名誉ある賞を受賞した方も多くいます。
2023年度の福田靖子賞選考会にも、将来有望な9名のピアニストが参加予定です。いただいた寄付金は、選考会受賞者の海外渡航費に使わせていただきます。
※公益法人の事業へのご寄付は、寄付控除の対象となります。  

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