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ペルーの小学校に鍵盤ハーモニカを届けたい
代表:久保山 菜摘さん(当時学生会員)
Cross Giving登録年度:2014
「小学5年の時、授業で地雷除去に関する話を聞いて、世界には未だ死と隣り合わせの国があることを知った」という久保山さん。自分に何ができるかを自問し、ピアノ演奏でチャリティ活動を始めたのは小学6年生の時でした。その活動を10年続けた今年、フォルクローレの音楽家たちとの出会いを通じて、ついにペルーの村にまで足を踏み入れました。
幼い頃からピアノを学び、クラシック音楽やピアノが人間性や感受性を豊かにしてくれることを、久保山さんは身をもって知っています。とはいっても、ピアノを外国に届けるのは至難の業。そこで家庭で使わなくなった鍵盤ハーモニカを用いることを思いつき、全国に呼びかけると、またたく間に沢山の楽器が集まりました。2014年5月には、海抜4000メートルにあるウチュジュク小学校の子どもたちに鍵盤ハーモニカを配りながら、音楽の授業の教壇に立っています。
更に多くの学校や施設に楽器を届けるため、ピティナで育ったこの学生のチャレンジに、応援お願いいたします。
- このプロジェクトは、クラウドファンディングサービスReadyforに登録されています。ご寄付された金額に、ピティナが同額をマッチングし、ピティナがReadyforに全額を支払います。ご寄付頂いた方には、「サンクスレター」「アルパカのキーホルダーまたはボールペン」「アルパカのマフラー」の引換券をReadyforから受け取ることができます。詳しくはこちらをご覧ください。
ペルーでは、音楽の授業で鍵盤楽器に触れることはありません。フォルクローレで有名なクスコでも、グランドピアノは見たことがない、と言われるようです。そこで、日本の家庭で余った鍵盤ハーモニカを飛行機で運び、音楽の授業を行い、クラシック音楽の伝道師役を務めています。活動を継続するには、鍵盤ハーモニカを現地に送る輸送費のご支援が必要になります。皆様のご協力をお願い致します。
高校から桐朋で教えている久保山菜摘さんがペルーのチャリティ活動から帰ってきたとき、富士山より高度のある学校で演奏して、息切れがして苦しかったことなど、詳しく報告を聞きました。そして鍵盤ハーモニカを持って行き、それに対する子供達の興味と喜びを興奮して話してくれた時は、私まで思わず、ぐっと来るものがありました。
彼女は小学生のときに、地雷除去の話を聞いて「自分はなんて幸せなところに生まれたのだろう」と強く感じたそうです。そこまでは、多くの子どもがそう思うでしょう。しかし、何が自分になら出来るか、そうだ、演奏して寄付しよう、と小学生が思いつくのが、普通ではないし、それを10年続投する精神力はもっとすごい、偉い!
彼女の演奏には、そういう心が通っている音楽表現が強くあります。今回、ペルーまで行って見事に「クラシック音楽大使」を果してきたなっちゃんを大いに、誇りを持ってご紹介いたします。
この活動は、CrossGivingを通じての支援受付を終了しました。