株式会社三井住友銀行と遺贈寄付に係る連携協定を締結
遺贈寄付に係る連携協定を締結
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(以下、ピティナ)は2024年10月15日(火)、株式会社三井住友銀行と「遺贈希望者に対する遺言信託業務の紹介に関する協定書」を締結いたしました。これにより、ピティナへの遺贈寄付を希望・検討される方へ、遺言書の作成から執行までをトータルサポートする三井住友銀行の相続アドバイザリー部の専門窓口をご紹介することが可能になりました。
「ずっと音楽の先生をしてきました。遺産を次の世代の音楽教育に役立ててほしい!」
「音楽が大好き。次世代の子どもたちにも、音楽の恩恵をつなげていきたい!」
「大切に使ってきたピアノ。ただ売ってしまうより、誰かの役に立つ形にできないかなぁ」
ピティナではこんな考えを持つ方々のおもいを次の世代に繋いでいくため、2020年より遺贈寄付の受入体制を整備してきました。
右:福田成康氏(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会専務理事)
遺贈寄付とは、個人がお亡くなりになった時に、資産の全部または一部を特定の団体に寄付することをいいます。法的効力のある遺言書を正確に作成するには専門的な知識が必要となるため、寄付を受ける団体と専門家・専門機関との連携が重要となります。今後、遺贈寄付を検討する方がピティナにご相談いただいた際には、内容に応じて三井住友銀行の専門窓口にお繋ぎし、より安心して遺言書に寄付の意志を遺していただくことができるようになります。
ピティナへの遺贈寄付は、コンクールの冠賞などを通じた若手ピアニスト育成支援や、学校コンサートやストリートピアノ普及による地域貢献、ピアノ・音楽教育に関する調査研究支援など、様々な分野の中から寄付者のご希望に応じて活用させていただきます。
締結日の2024年10月15日(火)には、ピティナ本部事務局内東音ホール(東京・巣鴨)にて、調印式を執り行いました。
近年は事業承継に関するご相談も増えており、資産をどう引き継ぐかを考える人はますます増えていくことが想定されます。遺贈寄付は、【社会の役に立つ形で資産を残す】という選択肢として、非常に社会的価値の高い取り組みと考えています。未来の子どもたちによりよい社会を繋いでいくため、連携できる事業者が増えることを心強く思っております
おひとり様が増えている昨今、資産を相続する相手は必ずしも家族・親族だけでなく、自分がお世話になった団体や関心のある分野へ遺贈寄付の形で受け継いでいくニーズも増えていくと考えています。ピティナは、音楽がそばにある人生を送ってこられた方のおもいの受け皿となれるよう準備してまいりました。三井住友銀行との連携で、ピティナへの遺贈寄付を考える方がより安心して準備をできるようになることを期待しています
遺贈寄付の考え方は日本でも広まりつつありますが、その多くは困難な状況にある人を救うための活動をしている団体に集まっています。これももちろん重要ですが、アメリカなどでは豊かな人材育成に貢献する文化芸術の活動への遺贈寄付は盛んで、日本でもまだまだ増える余地があります。今回の協定による遺贈寄付の推進が、日本における音楽・芸術への寄付文化醸成にも繋がっていくことを願っています
ピティナでは、現金による遺贈寄付はもちろんのこと、不動産や有価証券などの評価性資産を含む包括遺贈のご相談も承っています。
音楽活動や音楽教育の未来に遺贈寄付することを検討されている方は、お気軽にご相談ください。
TEL:0120-338-518
受付時間:平日09:00~17:00(日本時間)
HP:https://www.smbc.co.jp/kojin/yuigon/
- 提携金融機関にて遺言信託等のサービスを利用される際は、所定の手数料・報酬等がかかります。また、公証役場での公正証書遺言の作成についても別途費用がかかります。