多くのイベントが中止になった数ヶ月を経て、6月時点でも年間の損益が2億円以上になることがはっきりしてきました。この打撃を乗り越えて先々も事業を存続していくために、より関係者の皆様との連携を強めていく必要性を感じ、その呼びかけの一端として7月から2つの寄付キャンペーンを始めるに至りました。一つ目が「コロナ禍の緊急支援」、もう一つが「特級ファイナル開催支援基金」です。

　7月に両キャンペーンの情報を公開すると、約2週間で実に150件ものご支援が集まりました。真っ先にご支援くださった皆様に直接お礼をお伝えすべく、「ピティナの今後を考える会」を開催。50名以上の寄付者がご参加くださり、ご支援に乗せた想いを共有していただく貴重な機会となりました。それぞれが大変な状況にあるにもかかわらずこんなにもたくさんの方が応援してくださったことに、本当に勇気をいただきました。

　その後もたくさんの方からご支援いただき、これまでに770件、合計1500万円以上のご寄付を頂戴しています。ご支援いただいた皆様、また支援の輪を広げるための発信にご協力いただいたすべての方に、厚く御礼申し上げます。

　コロナ禍のご支援は、2021年3月31日まで受け付けております。引き続き、この「応援の輪」が全国に広がっていくことを心より期待しております。