ピティナ・CrossGivingウェブサイトをリニューアルしました
音楽の授業環境が充実していない地元の小さな小学校に、
プロの音楽を届けたい。
まだ数が少ないアンサンブル教材が、ピアノのレッスン現場にもっとあれば。
未来ある若者に、海外のコンクールに挑戦するチャンスを与えたい。
自然災害の被害にあった地域に、音楽の力でできることがあるのでは。
ピティナ会員には、こうした発想から各地で独自の「誰かのための音楽プロジェクト」を展開している方がいらっしゃいます。
CrossGivingが事業として立ち上がった直接のきっかけは、2011年の東日本大震災。全国の会員から、「ピティナにお金を預けるので、被災地を音楽で支える活動に確実に届けてほしい」とご要望をいただきました。当時活動していた「被災地へピアノを届ける会」(実行委員長:庄司美知子先生/仙台青葉ステーション代表)には、2011~2015年の間にCrossGivingを通じて8,462,561円ものご支援を届けることに成功しています。
その後、被災地支援にとどまらず、様々なテーマで展開されている「誰かのための音楽プロジェクト」を取り上げ、ピティナが仲介する形で支援を届けてきました。登録された事業に対して、寄付者から集まった金額と同額をピティナ本部が積み増しして活動団体に届ける、というシステムが特徴となっています。
現在は、主にピティナ本部事務局の公益事業や関連団体のプロジェクトが寄付受付の対象として登録されています。特に、ユーザーにご負担をかけずに展開している公益事業(ピアノ教室紹介、ピアノ曲事典、学校クラスコンサートなど)は、これまでもCrossGivingへのご寄付に支えられ事業内容を大きく発展させてきました。ご支援に心から感謝するとともに、今後ますますのサービスの充実を目指して、引き続きご支援を呼び掛けております。
- ピティナ本部事務局への事業へのご寄付には、積み増しは適用されません。
8月23日(金)ピティナ・ピアノコンペティション表彰式より、今年度指導者賞を受賞された先生方に、指導者賞賞金のご寄付を呼び掛けています。対象事業は下記3事業です。
- これまでいただいたご支援に関係する情報を、より分かりやすく支援者に公開すること
- 公益事業への関わり方を分かりやすく提示し、より多くの会員・ご関係者の皆様に「音楽を通じた社会貢献」に携わっていただくこと
- 各地の会員・支部・ステーションの社会貢献活動を発信し、支援を募るプラットフォームとしての機能を強化すること
特に、まだCrossGivingに登録されていない会員・支部・ステーションの社会貢献活動のリサーチと支援については、今後より力を入れてまいります。ご自身が地元で展開している活動を紹介してほしい、支援を集めるために協力してほしい、といったご相談がございましたら、ぜひ本部事務局までご連絡ください。
- CrossGivingに登録する活動は、事業内容の公益性や規模などを鑑み審査させていただきます。予めご了承ください。
- 過去のプロジェクトのご紹介ページは、順次アップロードいたします。