出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2017/2/10連弾中級A[金賞]篠原 七菜瀬さん

練習で工夫したところが一つの曲として完成していくことが好きです。今回の曲は「疾走感」を表現します!

4歳よりピアノを始める。ピアノデュオ、Duetwo(デュエットゥ)の大嶋有加里先生、木内佳苗先生に師事。今野早苗先生にアドバイスレッスンを受ける。2014年カワイ音楽コンクール連弾の部全国大会銅賞、ピティナ・ピアノコンペティション連弾初級B本選奨励賞。2015年ピティナ・ピアノコンペティション連弾中級A本選優秀賞。2016年ピティナ・コンペティション連弾中級A全国大会金賞。

第1部出演

演奏曲目
湯山 昭:駆けぬける鹿

まずはじめにピアノを始めたきっかけを教えてください。

きっかけは、始めたのが3歳だったので覚えていませんが、ピアノに触れるだけでなく、おはじき積みや音楽に合わせて体を動かすレッスンで、楽しかったことを覚えています。

楽しそうなレッスンですね。師事されている先生はどのような方でしょうか。

一般的な「ピアノの先生」のイメージとは少し違う、個性的で素敵な先生です。先生の演奏に近づけるよう、頑張って練習しています。

ピアノのどのようなところがお好きですか。

頑張って練習したことや、工夫したところが、一つの曲として完成していくところが好きです。色々な曲の文化的な背景や作曲者の想いを想像しながら、曲の世界に浸ることが出来るところも好きです。ピアノは単純に指で鍵盤を叩くと音が出る楽器ですが、指の使い方で音色が変わるところが好きです。ほかにも強弱や色々な工夫ができ、奥深いところがある楽器だなあ、と思います。

ピアノに対する気持ちがひしと伝わってきます。そのような大好きなピアノでもレッスンに励む中でつらいと感じることはありますか。

眠いのに、宿題もあるのに、それでもレッスンが入っていて練習しないといけないときがつらいです。

練習内容というよりは、他の時間とのバランスでつらく感じることなるこもあるということですね。レッスンに励む中ではどんなことも感じますか。

自分の演奏が上達しているなと耳で感じ取ることが出来たとき、難しくて弾けなかったフレーズが何度も練習したら弾けるようになったときは嬉しく思います。また、ピアノを通じて仲良くなった友達と色んな所に行ったり、遊んだりできることも好きです。

嬉しいことが多いことからも、やはりピアノが好きな気持ちが伝わってきますね。ピアノを通して成長したと感じることはありますか。

最初は難しいと感じた曲が弾けるようになったり、ひとつの曲を時間が経って弾いたときに以前より上達していたりというときに成長したと実感します。また、姉妹で初めてデュオでコンクールの予選に出場する当日、2人とも病気でダウンして、お母さんから棄権しようか?と言われました。「絶対コンクールに出る!」と無理を言って結局出場しました。姉妹揃って真っ青な顔で何とか演奏を終えることができました。予選を通過することはできませんでしたが、「やり通した!」「頑張れる!」ということを学びました。大変だったけれど、今ではいい思い出です。

やり通す強さを学ばれたことは、ピアノに限らず必ず篠原さんの力になると思います。今回の記念コンサートでは「駆け抜ける鹿」を演奏されます。特に注目してほしい箇所はありますか。

駆け抜ける...というタイトルの通り、鹿がヨーロッパの深い森の中を駆けていく「疾走感」を出せたらいいなと思います。りなちゃんと2人で息を合わせて、強弱や曲調をどんどん変えていくところを聴いてほしいです。

「疾走感」に注目ですね。コンサート本番ではどのような気持ちで演奏したいですか。

2人とも気に入って一生懸命練習した曲を弾ける嬉しさ、晴れ晴れとした気持ちを聴いてくださる人たちに伝えたい、そんな思いで演奏します。

楽しみにしています。最後に、今後の目標を教えてください。

もっともっとピアノが上手くなりたい!と思っています。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2017/03/20(月・祝)
  • 第1 部 13:00~開演/第2部 16:30~開演
  • 【会員・学生】各部(自由席/指定席):3,000円
  • 【一般】各部(自由席/指定席):3,500円
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