出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2016/01/15A1級藤本 遥さん

好きな曲で挑んだコンペ 夢だった入賞者記念コンサートの舞台へ

ふじもとはる◎2007年7月生まれ。4歳よりピアノを始める。浅井典子先生に師事。2014年ピティナ・ピアノコンペティションA1級本選奨励賞。毎日こどもピアノコンクール本選1年生の部入賞。2015年 毎日こどもピアノコンクール本選2年生の部入賞。

第1部出演

演奏曲目
スカルラッティ:ソナタ ト短調 K.35

ピアノを始めようと思ったきっかけは何ですか?

小さな頃から、家にあったおもちゃのピアノでよく遊んでいました。ただ、本物のピアノの綺麗な音色を聴いてから、「ちゃんとピアノを弾けるようになりたい!」と思うようになり、お母さんに頼んで習い始めました。

小さい頃からピアノが大好きなのですね。では今教わっている先生との出会いについてお話を聞かせてください。

お母さんにピアノ教室紹介で先生を探してもらって、いくつか体験レッスンを受けました。その中で特に浅井先生の親身なご指導が自分に合っていると思い、この先生についていこうと決めました。

いい先生と出会えて良かったですね。一昨年初出場したコンペから着々と結果を残してきた遥さんですが、今年のコンペはどのような思いで出場を決めたのですか。

年長の時に、同じピアノ教室に通っていたお友達が、入賞者記念コンサートに出ていて、そのときから自分もこの舞台に出ることを夢見ていました。まさか、本当に出られる事になるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。

こんなに早く夢を実現させるなんてすごいですね!では今年のコンペの曲はどのように決められたのですか?

課題曲を全て先生に弾いてもらい、はじめに自分の一番好きな曲を選びました。あとは曲の時代や形式に偏りがないよう、先生にアドバイスをもらいながら、それぞれを決めていきました。特に好きなのは予選で演奏した、池辺晋一郎さんの『いわし雲のうた』です。

自分の好きな曲でコンペに出て、さらに結果を残すのは素晴らしいことですね。本番まではどのように練習しましたか?

夏休みに入っていて、練習時間はたくさん取れたので、一日の中での時間配分を考えて4つの課題曲を計画的に練習し、曲の魅力、特徴を引き出せるように丁寧に練習しました。ほぼ毎日ピアノを弾いていましたが、息抜きには海へ行ったり、地方から従弟が来た時には、河原でBBQをしたり、釣りをしたりして、楽しく過ごしました。

時間をみつけて夏を満喫していたのですね。練習の成果が実って、金賞受賞が決まった時はどのようなお気持ちになられましたか?

本番では、いつも通り気持ちよく演奏でき満足していたので、結果はあまり気にしていませんでした。まさか金賞を取れるとは思ってもいなかったので、発表の時に自分の名前が呼ばれた時は、びっくりしました。トロフィーをもらう時は緊張しましたが、とても嬉しかったです。その授賞式の様子を撮ったビデオには自分の驚いた顔と、カメラを持つお父さんとお母さんのびっくりした声も入っていて、あとでビデオを見た時、家族みんなで大笑いしました。

家族皆さん仲がよさそうですね。金賞受賞、本当におめでとうございます。では、今回のコンサートで演奏するスカルラッティのソナタト短調K.35はいかがでしょうか?

先生におすすめの曲をいくつか弾いてもらった時に、一番かっこいいと思った曲です。右手が2声になっている所の弾き分けなど、難しいところもありますが、頑張って練習中です。

コンサート本番にはどのような気持ちで臨みますか?

トップバッターで緊張しますが、小さい頃から夢見ていたこの舞台に出られる事に感謝して心を込めて弾きたいです。大きなホールだからこそ味わえる、音の響きを楽しめたらいいな、と思っています。たくさんの拍手がもらえるように精一杯演奏します。

楽しみにしています。それでは最後に、今後の抱負について聞かせてください。

家族の中でピアノ経験者がいない事もあって、まだまだ知らない曲がたくさんあります。まずはいろいろな曲を聴いて、先生と一緒に楽しみながら勉強していきたいです。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2016/03/21(月・祝)
  • 第1部 第1部 13:00~開演/2部 17:30~開演
  • 【会員・学生】各部:3,000円 通し券:5,000円
  • 【一般】各部:3,500円 通し券:6,000円
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