グランミューズ部門入賞者記念コンサート出演者インタビュー
平松拓馬さん
B1カテゴリー第1位
平松 拓馬さん
神奈川県出身。東京大学医学部6年在学中。ベーテン音楽コンクールにおいて、第6回大学・院生Bの部第1位、第10回一般BIの部第1位。第14回ショパンコンクール in Asia アマチュアソロA-1部門アジア大会金賞。第34回ソレイユ音楽コンクール第3位・審査員奨励賞を受賞し、入賞者コンサートに出演。第2回K pianoコンクール大学・一般の部第3位。第33回愛知ピアノコンクール大学・一般部門で金賞・中日新聞社賞を受賞。東京大学ピアノの会に所属し演奏活動を行っている。これまでに森田優子、奥平純子の各氏に、現在、相澤聖子氏に師事。
当日の曲目
  • モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310 第1楽章
  • ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 第4楽章

緻密な練習が実った入賞 多くのサポートが力に

B1カテゴリーには、今回初めて出場し第1位に入賞となりました。振り返っていかがでしたか?

 この度は第1位をいただくことができて大変うれしく思います。多くの方からお祝いの言葉をいただき、また今回のコンクールを通して様々な出会いがありました。とても素敵な経験をすることができたと思っています。大学での実習や病院の採用試験で思うように練習時間が取れず不安や焦りもありましたが、いつも温かくご指導くださる相澤聖子先生、優しく応援してくださった家族や友達のおかげで今回の賞をいただくことができました。本当にありがとうございました。

B1カテゴリーに出場を決めたきっかけはなんだったのでしょうか。また実際に出場してみてどんなことを感じましたか?

昨年グランミューズ部門のYカテゴリーを受けていたので、今年はB1カテゴリーを受けようと思いました。グランミューズ部門では好きな曲を弾くことができるので、各々の思いのある演奏を聴けることが魅力だと思っています。予選のときから周囲のレベルが高く終始緊張して舞台に出ていましたが、決勝大会では多くの友人が応援に来てくださり、温かい雰囲気で弾くことができました。

普段はどんなことを心がけて練習に取り組んでいるのでしょうか?

練習の際には、分割練習とゆっくり練習を中心に行っています。短い練習時間の中でも「今日はここができるようになった」と思えるところを1つ作ろうとしています。ゆっくり練習ではどういう音楽を作りたいかをイメージしながら音を聴いていす。またピティナの前に他の舞台で何回か同じ曲を弾いて、ホールではどのように聴こえるかを確認していました。

入賞者記念コンサートの曲目は、どのように選曲したのでしょうか?

コンペでは自分の好きな曲を選んだので、入賞者コンサートの曲は家族に選んでもらいました。2曲とも有名な曲ですが、作曲家の違いを出してスケールの大きい演奏ができたらと思います。

コンサートへの抱負をお願いいたします!

以前から憧れだったピティナの入賞者コンサートに初めて出演することができてとても嬉しく思っています。選んでいただいた2曲ですが、自分も大好きな曲で小さい時からよく聴いていました。感謝の気持ちを込めて演奏しようと思います。

これからの目標や取り組んでみたいことを教えてください。

3月に友人とジョイントリサイタルをする機会を、4月にはオーケストラとコンチェルトをする機会をいただきました。学生最後の集大成として頑張ろうと思います。4月からは研修医として働くことになりますが、時間を見つけてピアノを続けていきたいです。いつまでも音楽に対して正直でありたいと思います。

決勝での演奏

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