このたびは、グランミューズDカテゴリー第1位という素晴らしい賞をいただきまして、大変光栄に思っています。受賞したときの喜びは、現在も忘れられません。私たちの人生の中で、もっとも嬉しかった瞬間の一つです。ピアノを続けてきてよかったと心から思います。憧れの全国大会に向けてご指導くださった厚地和之先生には、大変感謝しています。この演奏会に出演が決まってからも、お忙しい中、親身になってご指導くださいました。本当にありがとうございました。
出演させていただくにあたり、聴いてくださる皆さんに少しでも良い演奏をお送りできるように、また楽しんで聴いていただけるように、2人でいろいろ悩みました。選んだ曲は、オーケストラ演奏で有名なラヴェルのスペイン狂詩曲「祭り」です。連弾で演奏すると、オーケストラ演奏とは全く違った曲に聞こえるほど迫力があります。また、プリモとセコンドの音の重なりがとても効果的で面白いです。良い演奏ができるように精一杯頑張りたいと思います。いつもご指導くださる先生、応援してくれる家族、友達に感謝しています。これからもピアノを続けていきたいと思います。
鈴木 瑞乃:栃木県立宇都宮女子高等学校2年在学。2007年第40回カワイ音楽コンクールピアノ部門Aコース全国大会努力賞、2010年第3回カワイアジアピアノコンクール(香港)アマチュア青年の部第2位、ピティナ・ピアノコンペティションA1~F級、連弾初級B~上級、地区本選出場。ピアノを厚地和之先生、岩見有美子先生に師事。
岩井 沙月:5歳よりピアノをはじめ、これまでに新野見ひろみ、厚地和之、峯村操の各氏に師事。2006年ピティナピアノコンペティション東日本栃木優秀賞、2009年栃木県学生音楽コンクール高校生の部3位。現在、文教大学教育学部学校教育課程音楽専修1年在学。