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◆ 第1回 関本昌平(2014/11/20)終了
◆ 第2回 後藤正孝(2015/2/24)終了
◆ 第3回 菊地裕介(2015/5/11)終了
◆ 第4回 阪田知樹(2015/8/27)終了 -
◆ 第5回 田村響(2015/11/10)終了
◆ 第6回 崎谷明弘(2016/2/23)
◆ 第7回 山﨑亮汰(2016/5/18)
◆ 第8回 實川風(2016/8/30)
▼ 次回公演
関本昌平、後藤正孝、菊地裕介の入魂の襷を受け継ぐのは、
阪田知樹、田村響、そして崎谷明弘。
いずれ劣らぬ、もぎたての瑞々しい輝きをもった星たち。
絶対零度の怜悧な炎、阪田のスクリャービン。
鍵盤上で思索する哲学者、田村のベートーヴェン。
やがて鐘の音が響き、月明かりに照らされて、崎谷が物語の幕を引く。
若人たちの豊潤な組曲は、終わらない。
[ プロフィール ]
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」
- ショパン:ノクターン第1番、第2番、第3番 Op.9
- リスト:ラ・カンパネラ
- ドビュッシー:月の光
- リスト:ドン=ジョバンニの回想
▼終了した公演
2005年、ポーランド、ワルシャワ。ピアノの詩人の「聖地」で行われた。第15回ショパン国際ピアノコンクール。並み居る<本場>のピアニストたちをおさえ、気品に満ちた演奏で第4位に入賞した関本昌平。彼はその後、刺激に満ちた街ニューヨークで一生の師に出会い、音楽に一生を捧げる決意をかためた。コンクールから10年。 愛すべき名曲の花束と、屈指の大曲「24のプレリュード」を携え、関本がふたたびショパンに還る。
- 英雄ポロネーズ変イ長調Op.53
- 小犬のワルツ 変ニ長調Op.64-1
- ワルツ 第7番嬰ハ短調Op.64-2
- スケルツォ 第2番 変ロ短調Op.31
- 24のプレリュード 全曲 Op.28
2011年4月、忘れもしない震災直後、ひとりの青年が、オランダに降り立った。今ピアノを弾く意味は何なのか。自分の音楽に何ができるのか。答えのない問いを胸に抱いて。ユトレヒトで開催された第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクール。深い祈りに満ちた彼の音楽は真に聴衆の心をとらえ、<音楽の伝統を守った若きサムライ>と称賛される。コンクールから4年。宗教家だったリストの祈りと円熟期のショパンの名曲に、後藤のさらなる深化を聴く。
- ショパン:3つのマズルカ 作品59
- ショパン:舟歌 作品60
- ショパン:英雄ポロネーズ 作品53
- リスト:メフィスト・ワルツ第2番
- シューベルト=リスト:セレナーデ
- リスト:愛の讃歌(詩的で宗教的な調べより)
- グノー=リスト:ファウスト・ワルツ
クラシック音楽の歴史は、伝統継承の系譜である。どの国のどの流派も、 何代か遡れば、すぐにベートーヴェンやリストにたどりつく。日本にピアニストは数多いるが現代ヨーロッパにおける最上級の伝統を継承したのは、間違いなく菊地裕介である。パリのジャック・ルヴィエと、ハノーファーのアリエ・ヴァルディ。音楽史上に輝く2人の名匠の薫陶を受け、菊地は伝統の礎の上で鋭敏な知性の刃を研ぎに研いだ。至高のショパン「エチュードOp.25」全曲と、狂気のラヴェル「夜のガスパール」。誰よりもクールに、けれど誰よりも熱く。重厚な伝統を軽やかに背負い、菊地のピアノが、今、我々の未来を切り拓く。
- ショパン:12の練習曲 作品25 全曲
- ラヴェル:夜のガスパール 全曲
スクリャービン没後100年記念
- ショパン:12の練習曲 作品10 全曲『別れの曲』『黒鍵』『革命』 他
- ショパン:英雄ポロネーズ
- スクリャービン:2つの詩曲 Op.32
- スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28
- スクリャービン:ソナタ第4番 Op.30
[ プロフィール ]
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第20番
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
- ショパン:3つのワルツ (第2-4番)
- ショパン:2つのワルツ (第9・10番)
- ショパン:ワルツ 第1番「華麗なる大円舞曲」