佐藤 容子 佐藤 容子(ソプラノ)

山形県出身。山形県立山形北高等学校音楽科卒業。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程独唱科修了。
同大学院博士後期課程修了。2010年3月、博士号(音楽)取得。
吉田ユカリ、藤野恵美子、直野資、永井和子、伊藤京子の各氏に師事。
2003年修士課程在学中に第23回台東区「第九」公演にてソリストとしてデビュー後、これまでに「第九」をはじめ、ブルックナー「ミサ曲第3番ヘ短調」、フォーレ「レクイエム」等、宗教曲のソリストを務める。
2006年第17回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。
2006年第75回日本音楽コンクール入選、併せて「木下賞」(日本歌曲最優秀歌唱賞)受賞。
2007年「府中の森芸術劇場・めばえコンサートvol.23」にて公式な場でのリサイタルデビューを飾る。
2008年5月首相官邸にて開催された、中国・胡錦涛国家主席を迎えての晩餐会(福田首相主催)の席で日本歌曲を披露する栄誉に浴す。
近年は、専門分野である日本歌曲や童謡・唱歌のコンサート、ワークショップ、講演等、全国各地で精力的に活動を行っている。
2010年4月より、東京藝術大学声楽科助手に就任。

五味 こずえ 五味 こずえ(ピアノ)

東京都出身。東京都立芸術高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。1991年ピティナピアノコンペティションF級にて奨励賞受賞し、受賞者によるモーツアルトコンサート出演。1997年コンセール・ヴィヴァン新人オーディション優秀賞受賞、1998年受賞者によるコンサート出演。同年、東京藝術大学同声会主催卒業演奏会に出演。2000年シカゴ音楽大学院春期短期留学音楽研修セミナーに参加し、ポール・ヘンチンスキー教授に師事、リュドミラ・ラザール教授のマスタークラス受講、同修了演奏会に出演。同年5月、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」でオーケストラと共演。2002年ウィーン国立音楽大学の夏期セミナーにおいてパウル・グルダ氏に師事し研鑽を積む。現在は器楽、声楽のリサイタル伴奏、NHK-FM出演をはじめとして、室内楽を中心に日本各地で活躍中。椎野伸一、谷康子、田辺緑、ヴァレリア・セルバンスキー、迫昭嘉の各氏に師事。
◆ホームページ:http://kgomi.yuri-ds.com/

菅原 恵子 菅原 恵子(ファゴット)

栃木県宇都宮市出身。16歳よりファゴットを始め、武蔵野音楽大学に入学。1983年、読売新人演奏会に出演する。ルヴァン・ヴェール木管五重奏段を結成し、第16回民音室内楽コンクール第1位、ミュンヘン国際音楽コンクール木管5重奏部門にてファイナリストとなる。また1986年には第3回日本管打楽器コンクール・ファゴット部門第3位入賞。新星日本交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を経て、1995年NHK交響楽団に入団現在N響ファゴット奏者として活動する他「ゼフィルス・クインテット・トウキョウ」、「サンク・アンシュ」等のメンバーとして室内楽にも力を注いでいる。2009年4月、木管トリオ「サンク・アンシュ」CDデビュー。「田園のコンセール」を発売中。

水谷 稚佳子 水谷 稚佳子(ピアノ)

武蔵野音楽大学器楽科ピアノ卒業。在学中、学内演奏会、卒業演奏会に選抜出演。東京文化会館推薦音楽会出演。ピアノを中山靖子、森山ゆり子、米元えり各氏に師事。ソロ活動のほかアンサンブル、伴奏等、数多く務める。また、中学から御木本澄子氏の下でフィンガートレーニングを学び、現在に至るまで多くの音楽専門の学生たちを中心に指導。2003年からは脱力をテーマにいかに楽にピアノを弾くかを体操を交えて解説する講座を各地で開き、好評を得ている。 2008年よりメンタルコーチとしての活動も開始。自らのレッスンや子育ての中にコーチングを取り入れ、子育てに悩む母親たちの「子育てコーチング」を展開中。現在、日本女子大非常勤講師、全日本ピアノ指導者協会正会員、銀座コーチングスクール認定コーチ。

村上 敏明 村上 敏明(テノール)

国立音楽大学声楽学科卒業。平成13年度文化庁在外研修員として、イタリア・ボローニャへ2年間留学。その後、2007年までイタリアに在住。大学在学中よりオペラデビューし、イタリアオペラを中心に38役の幅広いレパートリーを有し、新国立劇場・藤原歌劇団や、イタリアの劇場・フェスティヴァル等で、国際的に活躍している。第9回マダムバタフライ世界コンクール優勝のほか、15の国際声楽コンクールで優勝または上位入賞。平成16年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。藤原歌劇団団員。人気実力ともに、日本を代表する若手テノール歌手として、活躍の幅を広げている。

藤原 藍子 藤原 藍子(ピアノ)

桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻を卒業。在学中より演奏活動を始め、器楽や声楽の伴奏ピアニストとして、又オペラの音楽スタッフとして活躍中。現在、財団法人日本オペラ振興会オペラ歌手育成部並びに藤原歌劇団公演、新国立劇場オペラ研修所の音楽スタッフを務めるほか、 Bunkamuraオペラ劇場「トゥーランドット」、新春恒例の「NHKニューイヤーオペラコンサート」(共に東京フィルハーモニー交響楽団)等にもチェレスタ奏者として参加している。ピアノを本荘玲子、森安芳樹に、伴奏法を森島英子、M.ムナーリ、D.マッツォーラの各氏に師事。2007年秋から文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として、イタリアのミラノに留学。藤原歌劇団団員。

吉川 武典 吉川 武典(トロンボーン)

NHK交響楽団トロンボーン奏者。東京藝術大学在学中、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。1988年第5回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門第一位、及びコンクール大賞を受賞。1991年、NHK交響楽団に移籍。1996?1997年、文化庁海外派遣芸術家在外研修員としてドイツ・ベルリン市へ留学。伊藤清氏、ヴォルフラム.アルント氏に師事。オーケストラ活動の他、リサイタルの開催やオーケストラとのコンチェルト共演等、ソリストとしても活躍中。また、日本各地で行われる室内楽や現代音楽のコンサートにも出演している。トロンボーン・クァルテット・ジパング、トウキョウブラスシンフォニー、N-craftsのメンバー。東邦音楽大学特任准教授、東京藝術大学非常勤講師、高松第一高等学校音楽科中央講師。

本多 昌子 本多 昌子(ピアノ)

1975年全日本学生音楽コンクール小学校の部全国第一位、77年ピティナ・ピアノコンペティションE級金賞受賞、82年東京芸術大学附属音楽高校を経て、同大学入学、在学中に第52回日本音楽コンクールピアノ部門入選、学内にて「安宅賞」受賞、87年旧西ドイツ、ケルン音楽大学に留学、当地にてリサイタル開催、89年ケルン音大を最優秀首席の成績で卒業、90年芸大大学院卒業。これまでにNHK交響楽団と共演、95年室内楽コンクールにて入賞。94年 CD「現代日本のヴァイオリン・抄」(Vn.天満敦子)で共演ピアニストとして文化庁「芸術作品賞」を受賞。これまでに、東京芸術大学附属音楽高校でも後進の指導にあたっている。ピティナ正会員、演奏研究委員、コンペ課題曲選考委員、ステップオプション企画委員。

岡崎 ゆみ 岡崎 ゆみ(ピアノ)

東京藝術大学卒業、同大学院修了。1983年ハンガリー給費留学試験に最優秀で合格し、ハンガリー国立リスト音楽院に留学。1986年朝日新聞主催第6回「新人音楽コンクール」ピアノ部門で優勝。文部大臣賞を受賞。帰国後、テレビ・ラジオ番組で司会を務め、演奏家としての評価に加えエレガントな雰囲気の出せる司会者としても各方面から注目を集める。全国でのソロリサイタルに加えて、東京フィ ルハーモニー、名古屋フィルハーモニーを始めオーケストラとの共演のほかに未就学児・妊婦のためのコンサート、映画音楽をヴァイオリンとチェロで奏でるピアノトリオ公演を行なっている。常に聴衆の立場に立ち、卓越した演奏内容と楽しめるステージ構成のコンサートが観客に大好評である。2003年のデビュー15周年記念リサイタルでは『マクベス夫人』と題する音楽劇にてマクベス夫人を演じながら演奏、マクベス役を歌舞伎役者、中村梅玉丞が演じ絶賛される。また、子供の教育にも熱心で、幼児のためのコンサート活動を全国で開催。自ら原作/脚本/演出を手がけた「ちびっこのためのクラシック『音符物語』」ではピアニストで母と言う役柄で女優として出演。これは本格的なヴァイオリンとピアノ曲をふんだんに盛り込みながら、子供向けの芝居としても高い評価を受けている。2003年よりSonyMusicArtistsと契約。2004年より始まった和光堂プレゼンツ「岡崎ゆみファミリーコンサート」は未就学児と妊婦に向けたユニークなコンサートとして全国各地で好評を博す。特に家族で楽しめるクラシックコンサートは草分けであり、内容も充実して人気が高い。その経験から「クラシックを聴くと良い子が育つ」を上梓。発売後2週間で丸善本店(丸の内)人文・ノンフィクションの部、第8位にランクイン。よい子を育てるためのクラシック音楽をテーマとした講演会を数多く行っている。また、クラシックの枠を超え、シンガーの麻倉未稀とコラボレーションを行っている。大人の女性がかもしだす艶やかさとお洒落な雰囲気がアダルト層を中心に人気上昇中である。2007年より米国ワシントン州在住。当地の大学で胎児.乳幼児への音楽、アメリカ現代音楽の研究、またジャズ演奏と作曲を学びながら、アメリカでも演奏活動を行なっている。2009年11月、帰国記念リサイタルでますます幅の広い演奏により聴衆を魅了した。現在(財)ソニー教育財団評議員も務めている。

水野 賢司 水野 賢司(バリトン)

東京藝術大学卒業。同大学院修了。在学中安宅賞受賞。伊藤亘行、芳野靖夫の両氏に師事。毎日コンクール2位、日伊コンコルソ2位入賞。芸大メサイヤのバスソロを歌う。皇居にて御前演奏を行う。何でもやりたがりの性格でオペラに歌曲に宗教曲、お国は日本、イタリア、ドイツ。ルネッサンスから現代曲、シリアスな曲からコメディー、子供の歌から演歌までと、節操のないレパートリーを誇っている。日本人としての特質を生かして?日本語の歌に関して特別な思い入れがあり、多くの作品に関わってきている。間宮芳生氏、入野義郎氏、松村貞三氏、吉川和夫氏、青島広志氏、團伊久磨氏、伊福部昭氏、等の歌曲やオペラを歌う機会を得た。又、若手作曲家に新作を委嘱して「THE WORLD OF KENJI」のタイトルでユニークなリサイタルを主催する。淡海悟郎:歌曲集「優しき歌」「暁と夕の歌」「萓草に奇す」「LA BONNE CANSON2」「使者の書1・2」「渡し守」「珍・加腐立痴男*」「ゴフマン物語*」「ラブソングズ*」「マディソン群の端*」「ちょっとレクイエム*」組曲「追いつめられて*」等、山本泰久「セロ弾きのゴーシュ」、「藤原嘉文「ドン・キホーテ*」「ピエロ*」「コムソーヤの冒険*」、匿名希望「昔噺・狼と飛脚*」等の曲(*印は水野賢司作詞)を初演して好評を博し再演される等。舞台、録音、後進の指導等幅広く活動している。
東京音楽大学教授。

御邊 典一 御邊 典一(ピアノ)

三重県二見町に生まれる。信愛学園高等学校音楽科(現・浜松学芸高等学校)を卒業後、東京音楽大学に進む。在学中より演奏活動を始め国内外の一流声楽家との共演を数多く行い、中でも、イタリアの往年のテノール レオニダ・ペロン氏との共演は好評を博した。またこの頃、青少年のための音楽会にも数多く出演し、全国各地で演奏する。このほか、海外での出演も数多く、オーストリア、ハンガリー、オランダ等を歴訪し、フランスのコルマールの劇場に於いてはピアノ独奏、声楽伴奏の両方の役を果たし高い評価を受けた。
96年にはザルツブルグのモーツァルテウム音楽院のサマーアカデミーでさらなる研鑽を積み、98年には中国、オランダ、2000年には韓国、ギリシャ等にも演奏旅行に参加する。最近ではソロ活動にも力を入れ、99年に初のピアノリサイタルを行い、01年には墨田トリフォニー大ホールでグリーグのピアノ協奏曲のソリストとして出演し、その熱演は会場を沸かせた。また名ピアニストの編曲物や、中国のピアノ曲を取り入れる等、独自の企画で音楽会を各地で催し、サロン等で観客とより近い形でコンサートを行っている。東京音楽大学・同大学院非常勤講師。お茶の水女子大学非常勤講師。小諸高等学校音楽科非常勤講師。

角田 潤 角田 潤(ヴァイオリン)

昭和音楽大学器楽学科演奏家コース卒業。同音楽大学専攻科修了。専攻科修了時には学長賞を受賞する。在学中、F.アーヨ氏、E.ウルフソン氏等によるマスタークラスに参加。
サントリーホール主催、「レインボー21新人コンサート」に出演。横浜みなとみらいホールに於いて、弦楽四重奏団「弦」のメンバーとして弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲を演奏し好評を得る。
昭和音楽大学、及び同大学短期大学部合奏研究員を務め、現在はフリーのバイオリニストとして室内楽、オーケストラを中心に様々な分野で活動している。これまでにバイオリンを大谷康子、鷲見健彰、川上久雄、石井光子、松田洋子の各氏に、室内楽を故数住岸子、川上久雄、松田洋子、菅野博文の各氏に師事。

篠崎 由紀 篠崎 由紀(チェロ)

音楽教育の専門家である両親の指導のもと5才よりチェロをはじめる。
桐朋女子高等学校音楽科、及び桐朋学園大学音楽学部を卒業。
ウィーン市立音楽院を経て、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を首席で卒業。
在学中より、ヨーロッパ各地でリサイタルやオーケストラとの共演等を行い注目を浴びる。また、フライブルグ音楽祭、コンスタンツ音楽祭、フライブルグコンチェルトハウス開館1周年祭の他、多数の音楽祭に招待される。その演奏は「美しく響くその音色と深い音楽に会場は包まれ、聴衆は圧倒的に魅了された・・・」(ドイツ・バーディッシュ紙)と絶賛された。
2001年帰国後、ソロ、室内楽で日本各地のコンサートに多数出演。N響他、日本を代表するオーケストラの国内、海外公演にて演奏。また、トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ、ジャパンヴィルトゥオーゾオーケストラ、スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ、大晦日に行われているベートーヴェン交響曲全曲演奏会など多数参加。国内外の著名な演奏家との共演も数多く、音楽に対する姿勢を高く評価され絶大なる信頼を得ている。その他の分野での活動にも積極的で、年間数百曲の映画・CM・ドラマ等インストゥルメンタル作品やJ-pop他多岐に渡るアーティストのCDレコーディングを行う他、坂本龍一等、多数のアーティストのツアーにも参加している。
両親からの影響で、音楽教育についても深い興味を持ち、個人的な指導のみならず、ピアニストの為の室内楽クラス、三鷹ジュニアフィルでの指導、その他子供の為のアンサンブル教室「アマービレ」を主宰する等、アンサンブルを通じた育成にも力を入れている。
これまでに篠崎美樹、篠崎永育の両名、並びに貞国克己、木越洋、アダルベルト・スコチッチ、ミヒャエル・ヘル、故ゲルハルト・ハーマンの各氏に師事。

長谷 正一 長谷 正一(ピアノ)

1990年桐朋学園卒業後、ドイツ・リューベック並びにローストック国立音楽大学に留学、ピアノをジェームス・トッコ、ベルンド・ツァックに師事、室内楽をザハール・ブロン、ダヴィッド・ゲリンガスに師事。その間ブルーノ・レオナルド・ゲルバーの数少ない弟子として師事。これまでに井上直幸(故)、竹内啓子に師事。ドイツ、スイス、オーストリア、ポーランドにてコンサート・音楽祭に多数出演。その後日本に戻り現在に至る。
ソロや室内楽の演奏活動の他、全日本学生音楽コンクール、ショパンコンクールin Asian、大阪国際音楽コンクール、パリ・グランド・アマチュア・ピアノコンクール等の審査員も務める。その他海外でもマスタークラスを行う。

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