東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業。パリ国立高等音楽院ピアノ科を一等賞で卒業し、上級ディプロム(DFS)を取得。ベルギー政府給費留学生として、ブリュッセル王立音楽院ピアノ科マスターコースに学び、満場一致の一等賞ならびに栄誉賞にて修了。またフォルテピアノをパリ国立高等音楽院に学び、満場一致の一等賞で卒業。古楽の上級ディプロムも取得する。
オルレアン20世紀ピアノ国際コンク−ルSPEDIDAM賞、大曲新人音楽祭グランプリ、他に入賞。これまで第19回ショパンフェスティヴァル(フランス・ショパン協会主催)、ラトビア日本文化週間などをはじめ、東京、パリを中心にロシア、スペイン、アメリカ、台湾で演奏を重ね、サン・メリー教会などでの定期的なピアノリサイタルとともに、フォルテピアノ奏者としてヴァンセンヌの森“緑のクラシック”フェスティヴァルなどで活躍。室内楽奏者としても、サル・コルトー、パリ大学、パリ国際芸術家都市、パリ国際芸術家村をはじめ数多くの演奏会に出演し、P.Y.アルトー氏らと共演する。また、パリ・エコール・ノルマル音楽院、サン・モール国立地方音楽院、パリ市立12区音楽院のクラスピアニストも務めた。ピアノを小林仁、播本枝未子、故G.ムニエ、A.プラネス、H.カルティエ=ブレッソン、故C.エルフェ、D.コルニール他の各氏に、フォルテピアノをP.コーエン氏に、伴奏法をC.ルオー氏に師事。
全日本ピアノ指導者協会正会員、日本アルバン・ベルク協会、日本演奏連盟、日本フィンランド新音楽協会会員。
現在、洗足学園音楽大学非常勤講師。
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