出演者インタビュー:吉原 佳奈さん(Pre特級[金賞])

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2021/03/22
◆ 第1部
吉原 佳奈
Pre特級[金賞]
顔写真
この1年はどのような1年でしたか。

オンライン授業、オンラインレッスンから始まった1年でしたが、不自由な反面、時間に余裕ができ、音楽と向き合う時間が増えたと思います。

演奏曲について(第1部)

メトネルはスクリャービンやラフマニノフと同じ時代に生まれたロシアの演奏家であり作曲家です。前述の二人に比べると日本で演奏される機会は少ないですが、自身のルーツでもあるドイツ特有の様式美とロシア的情緒を色濃く反映した楽曲を数多く作曲しています。今回演奏させていただくソナタOp.11-1は比較的初期の頃の作品ですが、メトネルの作品の持つロマンティシズムを感じていただけたら嬉しいです。

コンサートへの意気ごみ・お聴きになる方へのメッセージ(第1部)

オンラインコンサートなど、この一年で演奏会の形態も多様化しました。生の演奏に触れる機会は減りましたが、配信のおかげでこれまでより多くの方に聴いていただけるというプラスの面も生まれました。会場、そして配信で聴いて下さる皆様にこの作品の魅力をお届けできればと思っております。

この舞台を経て、10年後、あなたはどんな人になっていると思いますか。また、どんな人になっていたいと思いますか。

演奏家として、指導者として、人として、愛される存在になりたいと思います。

コンペティションついて
初めてのコンペティション(または舞台)はいつどこで?きっかけ、思い出は?

5歳のときにピティナA2級を受けたのが初めてのコンクールでした。私は小さすぎて何の記憶もありませんが、舞台の上で泣き出さないか母は心配をしていたそうです。

コンペティションにまつわる、一番印象に残っている場面・思い出は?

A2級からPre特級までの全級に出場し、嬉しかったこと、悔しかったこと、たくさんの思い出がありますが、なかでも高校一年生のときに出場したG級二次予選で全国決勝大会への進出が決まったときのことが一番印象に残っています。苦労したぶん嬉しさもひとしおでしたし、音楽の道に進むことを決意したターニングポイントだったと思います。

コンペティションに参加してよかったこと・成長したこと

常に目標に向かって努力し、同じ志を持つ人たちと切磋琢磨することによって、貴重な経験をさせていただき、広い視野を持つことができました。

ピティナ・ピアノコンペティションでの思い出の課題曲は?

C級のときに演奏させていただいた、佐藤良彦先生の「キミとボクの日記帳」です。当時小学4年生の私には技術的に難しく苦労する部分も多かったのですが、絵本のようなストーリー性に溢れたお気に入りの作品でした。

ピアノの練習について
練習の際に心がけていることは?

自分の演奏を客観的に聴くことです。

学業との両立はどのようにされていますか?

勉強、ピアノ、遊び、すべて全力投球で、メリハリをつけた生活を心がけていました。

一問一答コーナー
マイブームは?

ドラマを観ること。K-POPを聴くこと。

最近の「ありがとう」

成人式を迎えてたくさんの方に支えられてきたことをあらためて感じました。

好きな食べ物・料理は?

母の作った唐揚げ

好きな動物は?

好きな季節は?

春(自分が生まれた季節だから)

誰かにお勧めしたいものごと

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コンサート詳細
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