コロナウィルス感染拡大によって今までの生活とは一変しましたが、その中で自分が成長するためにできることをしっかりやっていこうということで、自粛などによってできた時間を有効に活用するようにし今まで以上に音楽と向き合い、深く勉強することのできた一年となりました。
今回、スクリャービンの作品を演奏するのは僕にとって初めてです。スクリャービンを聴いていくうちに独特の色彩感の変化にすごく興味をもちました。「幻想曲」は技術的にもとても難しい曲ですが、その中で細部に渡って変化していく色合いが表現できたらと思います。そして魅力的なメロディーにも注目していただければと思います。
ラフマニノフの重厚な和音の連なり、深みのある音楽を二台ピアノでソロの時よりも拡大し、より複雑で大きな音楽を楽しんで聴いていただきたいです。その中でもお互いの違った歌心が交錯していく場面にも注目していただければと思います。
今回、このような素晴らしい舞台で演奏する機会をいただくことができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。色彩感豊かで幻想的なものを表現したいと思います。ぜひお聴きください。
特級ファイナリスト4人が第2部で二台ピアノを演奏する素敵な企画、そして同年代の森本君と一緒にラフマニノフの曲を演奏できる機会ができたことを本当に嬉しく思っています。二台ピアノを通して、森本君の音楽からも力をもらい吸収しながら音楽を創り上げていきたいと思います。
色々な音楽を聞き、本を読み、建築物、自然に触れながら、多方面から吸収し、人間的にも深みのある演奏家になっていたいと思っています。
僕が初めてコンクールに出たのは年少の頃で「中津アンディムジークコンクール」でした。年中の時には50cm近く身長差のある兄と連弾で出場したのが思い出深いです。
小学校5年生の時にJr.G級を受けた際の思い出です。
その時の全国決勝大会で弾いた曲が「プロコフィエフ:束の間の幻影」でした。1番の冒頭の和音のバランスを考えるのに一日中こだわったこともありました。その時から、すごく音楽の奥深さに気付かされました。
B級課題曲「あきらめ」という曲です。その頃から悲しい曲、歌う曲が好きでした。
自分の音をよく聴き、歌っていくこと。
野球観戦
ぶどう
ペンギン
秋
バッハ:平均律全曲