2021年2月11日(木・祝)光が丘IMAブランチコンサート2021第8回亀井聖矢を開催。
IMAホール(株式会社新都市ライフホールディングス)と地元のピティナ練馬光が丘ステーション(代表:鎌田裕子先生 ※参考ステーションブログ)の共催による「光が丘IMAブランチコンサート2021」シリーズには、1∼3月に連続して2020∼2018特級グランプリである尾城杏奈さん、亀井聖矢さん、角野隼斗さんが出演。大きな特徴として、それぞれの強みを生かしたクラシックパートである第1部と、子どもたちの参加企画である第2部の構成となっており、今回もグランプリ受賞時から1年半となる成長著しい亀井聖矢さんが魅力的なステージを披露しました。
第1部では亀井さんが得意とするオール・リスト・プログラム。超絶技巧練習曲より4曲「鬼火」「マゼッパ」「夕べの調べ」「雪かき」ではホールの響きのなかで曲想や音のニュアンスの多彩な変化や繊細なアプローチに、技巧だけでない曲の魅力がシンとした静まりかえった会場に届いていました。後半では残響可変のホールの特性を生かし、全面反響にしての「ノルマの回想」を演奏。鮮やかな音色がホール全体を包み込み、大きな拍手が寄せられました。
第2部はIMAブランチコンサート恒例の子ども特別企画として、本人初となる「ピアノクリニック」でワンポイントアドバイスを行いました。事前募集に応募された方々の中から、亀井さん本人が選曲して選ばれた4名にレッスンを行い、続く質問コーナーでは、6名の子どもたちの質問に亀井さんが直接回答。子どもたちは、同じステージ上で演奏を聴くなど貴重な体験となりました。
2/21(日)配信!
公演の一部を「ピティナ・コンサートプレミアVol.7」でご紹介。
次回の公演
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第2部参加者の感想(抜粋)
- 浅沼勇輝さん
緊張してたけど、上手く弾くことができて良かったです。 教わった事を練習してもっと上手に演奏できるようになります。 - 下森結月さん
亀井さんの演奏は、音楽を体でも表現していて、感動しました。 白寿ホールでの演奏も聴きに行きます。 亀井さんからいただいたサインは、最高の宝物になりました。 - 八尋 俊司さん
教えてもらったアーティキレーションは絶対に忘れないようにします。 そうすればこの曲は亀井さんと一緒に作った!と感じられるからです。 ずっと大切に弾いていきたいです。 - 松井優花さん
当日は亀井さんの素晴らしい演奏に心が震えて、涙が出るほど感動しました。亀井さんと音がセッションしているようで、それが聴いている私達に届いて音楽ってこういうものなんだな!と胸がいっぱいになりました。
- 大野 咲綾さん
いつも家では、パソコンの画面で小さい亀井さんを見たり聴いたりしてきました。近くで演奏をしているところを初めて見て、亀井さんの背中が大きくてびっくりしました。強い音を出す時は、吐息も聞こえ、身体も浮いていました。かっこいい!ずっと聴いていたいな、もっと近くで見たいなと思いました。 - 白川光里さん
亀井さんの弾かれたラ・カンパネラ、とても素敵でした。 家に帰ってもラ・カンパネラをきいています。いつかラ・カンパネラを弾きたいとピアノの先生に伝えました。 - 西澤想さん
難しい曲で苦戦していたけれど、発表会まで亀井くんのアドバイスを思い出して諦めずに頑張りたい。 - 大野 花綾さん
亀井さんは、落ち込んだりなどしないと思っていました。でも、私と同じような気持ちになったりするんだということが分かり、安心しました!私も上手くいかない時はクヨクヨせず、上手に気分転換して、亀井さんのような素敵な演奏ができるように頑張ります!
- 山田凛仁さん
「ノルマ」が幻想的でした。質問にも丁寧に答えてくださりありがとうございました。次お会いするときはイスラメイを聞いてもらいたいです。
- 平野真菜さん
これからは本番前に緊張してしまったら、体を動かして本番と同じような感覚を作れるようにしてみます。 - 浅沼綾音さん
亀井さんの演奏を間近で聴いてブレスの音が聴こえてきて ピアノ演奏でも息遣いが大事なんだなと思いました。