会場:光が丘IMAホール(東京)
出演:尾城杏奈(ピアノ)木ノ村茉衣(ヴァイオリン)木田奏帆(ヴィオラ)下島万乃(チェロ)
2021年1月17日(日)第7回光が丘IMAブランチコンサートが開催されました。今回はリニューアルされたばかりの会場で「ピティナ特級グランプリシリーズ」として、2020年度特級グランプリの尾城杏奈さんが出演。東京藝術大学大学院の仲間であるヴァイオリンの木ノ村茉衣さん、ヴィオラの木田奏帆さん、チェロの下島万乃さんとのピアノ四重奏により、1日2回公演が行われました。
事前の出演者の体調管理から、万が一の場合の代替策、当日の来場者・出演者・スタッフの感染予防対策まで厳重な対応のもと慎重に進められました。
第1部では、前半に各楽器の解説と共に、それぞれの特徴を生かした名曲のソロ演奏があり、後半はモーツァルト作曲『ピアノ四重奏 第2番』の、アンサンブルならではの醍醐味を感じられる素晴らしい演奏が続き、初春のステージを彩りました。
第2部では「親子で楽しめる」をテーマに、モーツァルト作曲『トルコ行進曲』や最近流行りの『紅蓮華』など、子どもにも良く知られている曲が集められました。クイズコーナーでもたくさんの親子が手をあげて参加してくれました。
後半はサン=サーンス作曲『動物の謝肉祭』をテーマに、事前に募集した子どもたちと演奏者とのコラボ企画が行われました。ステージ上には、子どもたちが『動物の謝肉祭』をイメージして描いた16枚の絵画が飾られ、12名の子どもナレーターによるオリジナル・ストーリーの朗読を交えながら、ピアノ四重奏の演奏が続き、心温まる和やかな楽しい時間となりました。
尾城杏奈さんより
ロビーやステージで、まるで動き出しそうな楽しい動物が大集合していてワクワクしました。みんなきっと、音楽を想像しながら絵を描いたりお話を読んでくれたりしたのだと思います。朗読も絵もとても上手でびっくりしました。キラキラの照明の舞台で、音楽とお話が一緒になって、演奏していてとても楽しかったです。
子ども朗読参加者より
- 朗読と一緒に音楽が聴けると想像力が膨らんで、より音楽を楽しめたと思います。音楽を楽しむ良い経験になり、参加できてとてもよかったです。
- 尾城さんと同じ舞台に立てて、リハーサルから演奏を聴くことができて嬉しかったです。
公演の様子は1月31日(日)10:30より、「ピティナ・コンサートプレミアVol.5」(※視聴無料)「ピティナ・メンバーシップ」(※有料コンテンツ)にて配信致します。
次回は、2/11(木・祝)第8回亀井聖矢さん、3/27(土)第9回角野隼斗さん、とピティナ特級グランプリシリーズが続きます。
主宰◎ピティナ練馬光が丘ステーション 代表 鎌田裕子
写真©藤原りえこ