≪ソロ≫ 武満徹:雨の樹素描Ⅱ他。「モーツァルトの幻想曲からラフマニノフまで、ファンタジー、想像力の翼を広げながら各作品の世界を捉えて、会場で多くの方々と共有できることを願っております」
≪デュオ≫ 西澤健一:4つの小さなメロディOp.70、ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第9番「クロイツェル」をレクチャー付で演奏。
≪ソロ≫
末永匡(正会員)が森山智宏:Rhapsodic Quartet を演奏。
「気鋭の演奏家との協同によって同時代の作曲家の新作発表を重ねてまいりました。ここに集う作曲家達は、語法や様式に共通したメッセージを標榜するものではなく、それぞれの追求する音楽の在り方・価値観によって相互の「視座・視点=Point de Vue」を見出し、創作を展開しております。その意識を発言の交わる場としてこのコンサートは企画されました。また招待作品として、日本の音楽界に多大な功績を残された作曲家・三善晃氏(1933-2013)の作品を取り上げ、氏の音楽の紹介と普及にも努めております」
≪ジョイント≫ 秋田悠一郎(正会員)が、歌・ピアノ・フルートによるコンサートで、山田耕筰:からたちの花他、ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番「告別」、ドビュッシー:ピアノのために、シリンクス、プーランク:フルートソナタを演奏。
≪ソロ≫ 土田英介:ピアノのための波動、ピアノのためのファンタジー、武満 徹:雨の樹素描、 雨の樹素描Ⅱ?〜オリヴィエ・メシアンの追憶に〜他、ドビュッシー:子供の領分、版画、ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章を演奏。
≪ソロ≫
湯浅譲二:2つのパストラール、武満徹:雨の樹素描Ⅰ、一柳慧:ピアノ・スペース、糀場富美子:委嘱新曲(世界初演)を演奏。
「福澤諭吉氏の孫が所有し、現在サントリーホールに所蔵されている1867年製エラール・ピアノ。当時の響きから、糀場富美子先生のこのエラール・ピアノのために書かれた新曲までを、由緒ある歴史的名器の響きで満たし、楽器と作品双方の新たな魅力に触れられたらと思っております」
≪ソロ≫ 「ポーランドと日本 ~虹のかけ橋~」と題したプログラムでは、池辺晋一郎:J.S.の声の方へ他、パデレフスキ:メニュエットop.14‐1、バルトーク:"戸外にて" BB 89、バツェヴィチ :ピアノソナタ第2番と、ショパンのノクターン、マズルカ、ポロネーズを組んで演奏。
≪ソロ≫ 「多種多様な即興曲」と題したプログラムでは、橋本國彦:日本狂詩曲他、ショパン:スケルツォ第3番、第4番、モシュコフスキ:幻想即興曲、ショパン:即興曲第1番、ショパン:ポロネーズ 変イ長調 op.61「幻想ポロネーズ」を演奏。
≪ソロ≫ 「マズルカと辿るポーランドのまなざし」と題したプログラムでは、「マズルカを通してポーランドの香りを感じ、楽しんでいただきたいです」との思いを込めて、吉松隆:プレイアデス舞曲集1 op.27より3.アップル・シード・ダンス他、ショパン:4つのマズルカOp.7、シマノフスキ:練習曲Op.4-3、マズルカOp.50-2、ショパン:3つのマズルカOp.59を演奏。
≪ソロ≫ 東日本大震災心の復興「逢えてよかったね」(作詞作曲:小原孝)、ボレロ/ラヴェル(小原孝編曲)他を演奏。「弾き語りフォー・ユー」リクエストコーナーなど。
≪ジョイント≫ 深沢亮子、広瀬美紀子、原口摩純(いずれも正会員)他、ベテランから若手まで様々なピアニストがピアノ名曲、新曲を響宴。助川敏弥:24のプレリュード他。
≪ジョイント≫
萩原さゑ子(ソプラノ)栃木典子(ピアノ)による、高田三郎:パリ旅情(深尾須磨子 詩)~さすらい、売子、パリの冬、街頭の果物屋、降誕節前夜、市の花屋、冬の森、すずらんの祭他、ピアノソロ曲を演奏。
【お知らせ】
前回の会報冬号(344号)にて一部記載内容に誤りがございましたので、ここに訂正し、お詫び申し上げます。
誤:神奈川 → 正:東京
誤:問03-33561-5012 → 正:問03-3356-5012