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2/13(水)品川ステラボールにて「クラシカロイド音楽際~ムジークLIVE&ピアノコンサート~」が開催され、第1部のピアノコンサートで、片山柊さん、太田糸音さん、角野隼斗さんが演奏しました。
NHK Eテレにて放映中のアニメ番組「クラシカロイド」は、クラシックの作曲家にちなんだキャラクター「クラシカロイド」たちが織りなす物語。各話のテーマ音楽「ムジーク」は、布袋寅泰、tofubeats、つんく他各氏といった音楽プロデューサーによるクラシック作品のアレンジ曲です。
片山柊さんが演奏した「幻想即興曲」、「トルコ行進曲」、太田糸音さんの「愛の夢第3番」、「ラ・カンパネラ」は、番組の中ではムジーク・プロデューサのEHAMIC、tofubeats、浅倉大輔各氏による大胆なアレンジで劇伴曲として知られており、満席の会場のファンの方々にとっては、クラシックの原曲をピアノの生演奏で聴く機会となり「初めて見るピアニストの指の動きに見入ってしまった」「ピアノという楽器の表現の幅の大きさに驚かされた」などのコメントが寄せられていました。
角野隼斗さんは、番組オープニングテーマ(布袋寅泰氏の作曲)を、角野さん自身の編曲によるクラシックピアノバージョンで演奏。さまざまな作曲家の要素がふんだんに盛り込まれた楽曲を多彩な音色で表現し、会場はおおいに盛り上がりました。
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満席の会場にはアニメ作品のファン、出演者のファン、クラシック音楽ファンなど幅広い年齢層の方が集まり、それぞれにとって新しいジャンルの作品を体験しながら、音楽を心から楽しめる公演となりました。
最後は、ベートーヴェンの第九の喜びの歌(ムジークでは"大宇宙賛歌No.9")を角野さんによるイントロダクション(ピアノアレンジ)で、全員で合唱。熱気に包まれて終演となりました。
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