コンサートレポート
日程:2018年11月24日開催
会場:すばるホール(大阪富田林市)
出演:伊達広輝(ピアノ)
会場:すばるホール(大阪富田林市)
出演:伊達広輝(ピアノ)
第44回目のピアニストは東京藝術大学1年の伊達広輝さんです。
伊達さんのプログラムはヘンデルの「シャコンヌ」で始まりました。曲調の華やかな変化が、会場の空気を温めるかのように演奏してくださいました。
続いては、グリンカ=バラキレフの「ひばり」です。ひばりの鳴き声が哀愁あふれるメロディーで表現され、この主題が次第に華麗に装飾され、ひばりが大空を舞っているように演奏してくださいました。
そして、最後に演奏してくださったのは、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」です。伊達さんは、各タイトルが表す絵の雰囲気を、緊張感、リズム感、音の響きを大切にしながら演奏し、最後の"キエフの大門"ではホールの隅々まで響き渡る情熱的でダイナミックな演奏を聴かせてくださいました。
伊達さんは軽やかで爽やかな音から、大作をダイナミックに表現する音まで、幅広い音域をお持ちです。これからも様々な曲の演奏を期待したいピアニストです。
レポート◎辻野文崇(すばるホール・富田林すばるステーション)
写真撮影◎西村則晃(すばるホール)
次回公演は、2019/1/5(土)17:00 Vol.45「芝野速大ピアノリサイタル」
ご期待下さい。
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