- THE ピアノトリオ!~3つの楽器と巡る 250年の音楽の旅~
- 2018.10月21日(日)
14:00 開演(13:30開場) - 西本夏生(Pf.)、田島高宏(Vn.)、石川祐支(Vc.)
- フラノマルシェ2 TAMARIBA(北海道・富良野)
- 入場料:大人:3,000円、子供:1,500円
予約・お問い合わせ:0167-23-5177 ふらのまちづくり株式会社
- モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタKv.13 (1764)
- メンデルスゾーン:ピアノトリオ第1番op.49 (1839)
- ブラームス:ピアノトリオ第1番 op.8 (1854)
- ブロトンズ:トリオ op.39 (1996)
- カプースチン:アレグロop.155 (2014)
早稲田大学、東京藝術大学大学院修士課程を経て、スペインに渡西。カタルーニャ高等音楽院(ESMUC)修士課程、カステジョン高等音楽院修士課程を修了した。フランス人ピアニストのピエール・レアック、キューバ=スペイン人ピアニストのレオネル・モラレスに師事。 第1回サン・ジョヴァンニ・テアッティーノ国際ピアノコンクール(イタリア)第1位、第6回カンピージョス国際ピアノコンクール(スペイン)第2位、2015年マルタ国際ピアノコンクール第2位(マルタ)、第13回スペイン人作曲家国際ピアノコンクール(スペイン)第3位、第15回ホセ・ロカ国際ピアノコンクール(スペイン)第3位、第27回フェロール市国際ピアノコンクール(スペイン)スペイン音楽賞などを初めとして、数多くの賞を受賞。 作曲家のニコライ・カプースチン自身と直接に交流をもつ数少ない日本人ピアニストの一人として国際的に知られ,2012年にはカプースチン本人より2曲のピアノデュオ曲「Three for two op.145」「Capriccio op.146」が献呈され、2014年4月4日に世界初演を果たす。2017年にはサルバドール・ブロトンズ指揮、バルセロナ市ウィンドオーケストラとの共演でカプースチン「ピアノ協奏曲第6番」のヨーロッパ初演をスペインにて果たした。2018年1月には作曲家千住明氏が音楽監督を務めた「蜜蜂と遠雷?リーディング・オーケストラコンサート?」にピアニストとして参加、また2018年4月にドビュッシー没後100年を記念してリリースされたピアニスト・文筆家の青柳いづみこ氏企画・監修・演奏のアルバム「クロード・ドビュッシーの墓」に参加し、それぞれ好評を博した。 これまでにÇukurova State交響楽団(トルコ)、バルセロナ市ウインドオーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団等数々のオーケストラとの共演を重ねる。 現在、白梅学園大学・同短期大学非常勤講師。東京に拠点を置き、国内外にて演奏活動を行う他、国内・国際コンクールにて審査員を務めるなど幅広く活動を行っている。official site
1978年、仙台生まれ。4才よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)および桐朋学園大学卒業。和波孝禧に師事。2001年より2004年3月まで札幌交響楽団コンサートマスターを務め、退団後渡独。フライブルク音楽大学にてライナー・クスマウルに師事し、2006年同大学を卒業。コブレンツのライン州立フィルハーモニー第2コンサートマスターを経て、2008年北西ドイツ・フィルハーモニー第1コンサートマスターに就任、2014年6月までにドイツ・オストヴェストファーレン=リッペ地方を中心に、ベルリン、ハンブルク、アムステルダム、チューリヒなどヨーロッパ各地で演奏した。 これまでに、札幌交響楽団、北西ドイツ・フィルハーモニー、ハンガリー放送交響楽団などと協奏曲を共演。サイトウキネンオーケストラや南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン・フライブルクに出演。服部譲二主宰東京アンサンブル、マンハイムの室内オーケストラKKO(ヴォルフラム・クリスト指揮)ではたびたびコンサートマスターを務めている。室内楽では、トッパンホールでライナー・クスマウルや四戸世紀らとブラームスの「クラリネット五重奏」を共演、CD録音(DENON社)。 その他、サイトウキネンフェスティヴァル、皇居・桃華楽堂での御前演奏、台湾での現代音楽祭、ドイツ、スペインでリサイタルなど、国内外で出演多数。和波孝禧、土屋美寧子らとフランク「ピアノ五重奏」をCD録音(アートユニオン社)。2003年から和波孝禧八ヶ岳サマーコースにてアシスタントを務めている。
名古屋市出身。8歳よりチェロをはじめ、東京音楽大学へ特待生として進学、同大学を首席で卒業。同時に優れた演奏家に贈られるNTTDoCoMo賞をはじめさまざまな奨学金を得る。その後は、より高いレベルの演奏を追及するため研究科へ進み、2001年に研究科を終了。これまでに松下修也、林良一、故星野明道、吉田顕、河野文昭、堀了介の各氏に師事。現在は、ソロ、室内楽を初めオーケストラの分野でも幅広い活躍を繰り広げている。1998年第8回日本室内楽コンクールで第2位入賞、1999年には第68回日本音楽コンクールで堂々の第1位(第2位該当なし)を獲得、併せて黒柳賞も受賞する栄冠に輝いた。同年岩崎淑氏主催の沖縄国際音楽祭1999とイタリアのシエナで夏季に開催されるキジアナ音楽院との交換留学生として奨学金を得て、マリオ・ブルネロ氏に学ぶ。2002年5月第8回大垣音楽祭において最優秀新人賞を受賞。これまでにセントラル愛知交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、札幌交響楽団とコンチェルトを協演しいずれも好評を博している。2003年4月から2005年1月まで東京交響楽団首席チェリストとして活躍。2005年4月より札幌交響楽団首席チェリストに就任。2010年には、北海道銀行より「道銀芸術文化奨励賞」を受賞。2014年12月には、2013年10月に行われたラドミル・エリシュカ氏指揮、札幌交響楽団の定期演奏会で共演したドヴォルジャークのチェロ協奏曲のCDがリリースされ、2016年にもピアニストの大平由美子氏とブラームスのチェロソナタ全2曲もリリースされる。繊細でありながら豊かな響き、曲の個性を十分に表現する演奏は、音楽に対する深い理解と真摯な姿勢に裏打ちされており、今後いっそうの活躍が期待されるチェリストである。T&K classics専属アーティスト。北海道教育大学非常勤講師。石川祐支オフィシャルブログ