【公開録音】大井駿さんによる7/19公演 コンセプト紹介 ―編曲を超えて―

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2018/07/12

7月19日(木)ピアノ連弾で味わう『ブラームスの交響曲』Vol.1に出演される大井駿さんより公演のコンセプト紹介が届きました。もう一つの「原曲」と言って過言ではない、連弾版の魅力を、是非、東音ホールでご体験ください!
公演申込は⇒こちら

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「もし指揮者たちがこの交響曲をオーケストラで演奏しなくても、代わりにピアニストたちが素晴らしい曲だね、と言って弾いてくれるでしょう。」ブラームスがこう述べたのは、出版社へ交響曲第1番のピアノ連弾譜を送った時のことです。ブラームスは彼のほぼすべての管弦楽曲、室内楽曲にピアノ連弾版を残しています。作曲する際にピアノで曲全体を自身で確かめるために実験的に書いたということと、産業革命以降ピアノが大量生産され価格が下がったことにより、ピアノが庶民の手に届くようになったため、家庭でもその音楽を楽しんでもらいたいという実用的な面とがあります。そのため、彼の連弾版の作品はただの編曲としてではなく、一つの作品としてピアノで演奏されるために書かれています。
あまり演奏機会のない交響曲の連弾版ですが、彼が満を持して書いた連弾版の交響曲、そしてピアノならではの一体感を、彼の師であるシューマンのピアノ四重奏曲の連弾版と合わせてお楽しみください。--大井駿―
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【プログラム】
シューマン:ピアノ四重奏曲 作品47(ピアノ連弾版:ブラームス編)
ブラームス:交響曲第1番 作品68(ピアノ連弾版)


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