レクチャー&コンサート
共演:宮崎貴子
- 申込方法
- 先着順予約(開催7日前ころに確認連絡を行います※)
- お申込み時に必ずメールアドレスをお知らせください
- 入場料
- 後払い方式
- J.S.バッハ:適正律(平均律)クラヴィーア曲集より
- 二台鍵盤のためのコンチェルト BWV1061
- 二台鍵盤のためのコンチェルト BWV1062
- 来場の方々のご様子に応じて、当日の曲目変更も行う場合があります。
1957年生まれ。1984年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅広いジャンルにわたり 様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈とともに、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏が、楽器製作家たちからも高く評価されている。91年「国際チェンバロ製作家コンテスト」(アメリカ・アトランタ)、また97年および01年、第7回および第11回「古楽コンクール」(山梨)、ほか多数のコンクールに審査員として招かれる。ソロでの活動とともに、00年に器楽・声楽アンサンブル「コンヴェルスム・ムジクム」を結成し、指揮・編曲活動にも力を注ぎ、常に新しく、また充実した音楽を追求し続けている。02年から毎年、韓国からの招請による「コンヴェルスム・ムジクム韓国公演」を行い、両国の音楽文化の交流に大きな役割を果たした。91年よりプロデュースも含め30数作品のCDをALM RECORDSよりリリース。中でも「鍵盤音楽の領域」(Vol.1~9)、チェンバロによる「ゴールトベルク変奏曲」、「J.S.バッハオルガン作品集 Vol.1」、オルガン作品集「最愛のイエスよ」、ほか多数の作品が、「レコード芸術」誌の特選盤となる快挙を成し遂げている。02年、著書「新しい人は新しい音楽をする」(アルク出版企画)を出版。各方面から注目を集め、好評を得る。06年NHK第一ラジオ「ときめきカルチャー」コーナーに年間を通して出演。その他各局より、ラジオ放送に多数出演。1998~2010年3月フェリス女学院大学音楽学部及び同大学院講師。2012、13年、東京で上演されたラモーのオペラ『プラテ』、『レ・パラダン』にて音楽監督をつとめた。また、ここ数年、ドイツ、リトアニア、アイスランド、スウェーデン等の各国で、オルガン、チェンバロなどを駆使して、即興演奏を含む多彩なレパートリーによってコンサートを行い、注目を集めている。
東京音楽大学ピアノ演奏家コースおよび同大学大学院を経て、ドイツ・ハノファー音楽演劇メディア大学ピアノ科、同大学古楽器科卒業。同大学修士課程フォルテピアノ科修了。在学中、同大学オペラ科にて伴奏助手を務める。これまでにピアノを故・神野明、藤原亜美、播本枝未子、石井克典、倉沢仁子、ゲリット・ツィッターバルトの各氏に、フォルテピアノをG.ツィッターバルト、ツヴィ・メニカー、チェンバロをZ.メニカー、リート伴奏法をヤン・フィリップ・シュルツェの各氏に師事。2013年シューベルト国際コンクールリートデュオ部門優勝(ドルトムント・ドイツ)。 ドイツ各地にてリート伴奏者、フォルテピアノ奏者、チェンバロ奏者として活躍。2014年帰国。2014年、2015年、2016年のフォルテピアノリサイタルはいずれも誌上にて高い評価を得る。2015年6月トッパンホールランチタイムコンサート出演。その他ヤマハ銀座サロンでのフォルテピアノレクチャーコンサートシリーズ、武久源造氏との共演も多数行う。フォルテピアノ、リート伴奏、女性作曲家作品を軸に多彩な活動を展開しており、その日本人離れした豊かな色彩感、躍動感溢れるダイナミックな演奏と楽曲に対する深い洞察力は国内外の誌上・紙上にて高い評価を得ている。ピティナピアノコンペティション、日本バッハコンクール等審査員もつとめ、後進の指導にもあたっている。ピティナWebサイト「鍵盤楽器事典」に執筆。ピアノ音楽誌「ショパン」にて《聴いてみませんか? 弾いてみませんか?女性作曲家作品あれこれ》連載中。全日本ピアノ指導者協会正会員。女性と音楽研究フォーラム正会員。
現代のピアノに勝るとも劣らない表現力をもっていた「ジルバーマン・ピアノ」。 ジルバーマンの普及に尽力したバッハは「ピアノを知っていた」可能性が高く、そのことは「適正律クラヴィーア曲集(いわゆる平均律)」などの作曲にも反映されていたのかも... バッハを聴く&弾くことがもっと楽しくなること間違いなし!
当日の使用楽器:ジルバーマン・ピアノ(レプリカ)/チェンバロ