- ピアノと木管楽器のための協奏曲(1923/24)( 二台ピアノ版) Concerto for piano and wood winds (1923/24) [Two piano version]
- ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(1926/29)( 二台ピアノ版)Capriccio for piano and orchestra (1926/29) [Two piano version]
- 《詩篇交響曲》(1930)(ショスタコーヴィチによる二台ピアノ版、日本初演)Symphony for Psalms (1930) [Transcription for two pianos by D. Shostakovich, japanese premiere]
- 二台ピアノのための協奏曲(1935) Concerto for two pianos (1935)
- ダンバートン・オークス協奏曲(1938)(二台ピアノ版) Dumbarton Oaks Concerto in E-flat (1938) [Two piano version]
- 二台ピアノのためのソナタ(1943) Sonata for two pianos (1943)
- ロシア風スケルツォ(1944)Scherzo à la russe (1944) [Two piano version]
- ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ(1958/59)(二台ピアノ版) Movements for piano and orchestra [Two piano version]
1969 年生まれ。4 才の時にヤマハ音楽教室に入会、1981 年国連総会議場でのJOC(ジュニア・オリジナル・コンサート)に参加し自作曲をロストロポーヴィッチ指揮ワシントンナショナル交響楽団と共演。1985 年から都立芸術高校音楽科、作曲科に在籍後、1987 年パリ国立高等音楽院に留学。和声・フーガ・伴奏科で1 等賞を得て卒業、対位法で2 等賞を得る。ピア ノをテオドール・パラスキヴェスコ、伴奏をジャン・ケルネルに師事、その他ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、イェルク・デームス等のマスタークラスにも参加。1994 年オルレアン20 世紀音楽ピアノコンクールで特別賞ブランシュ・セルヴァを得て優勝。ヨーロッパでの演奏活動を開始。その後拠点を日本に移し室内楽・伴奏を中心に活動を展開、国内外の多くのアーティストとの共演を果たしている。近年ソロでも活動の幅を拡げ'12 年CD「水の戯れ~ラヴェルピアノ作品全集Ⅰ」'14 年「クープランの墓~ラヴェルピアノ作品全集Ⅱ」をリリース、それぞれレコード芸術誌に於て特選、準特選を得るなど好評を得ている。EIT(アンサンブル・インタラクティブ・トキオ)メンバー。現在、洗足学園音楽大学客員教授、ヤマハマスタークラス講師として後進の指導にも当たっている。
京都市出身。スイス連邦政府給費留学生ならびに文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルン芸術大学(スイス)に留学、ブルーノ・カニーノにピアノと室内楽を師事。同芸大大学院ピアノ科ソリストディプロマ課程修了。ガウデアムス国際現代音楽演奏コンクール(1996)、メシアン国際ピアノコンクール(2000)入賞。朝日現代音楽賞(1993)、アリオン賞(1994)、青山音楽賞(1995)、村松賞(1996)、出光音楽賞(2001)、文化庁芸術祭賞(2006)、日本文化藝術賞(2007)、一柳慧コンテンポラリー賞(2015)等受賞。「ヴェネツィア・ビエンナーレ」「アヴィニョン・フェスティヴァル」「MUSI CAVIVA」「ハノーファー・ビエンナーレ」「パンミュージック・フェスティヴァル(韓国・ソウル)」「November Music Festiva(l ベルギー・オランダ)」等の音楽祭に出演。アルトゥーロ・タマヨ指揮ルクセンブルク・フィルと共演したCD《シナファイ》はベストセラーとなり、ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック"CHOC"グランプリを受賞。2010 年からは、東京で作曲家個展シリーズ「Portraits of Composers( POC)」を開始、現在までに36 公演を数える。
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