- モーツァルト:4手のためのピアノソナタ KV381 ニ長調
- プーランク:4手のためのピアノ・ソナタ
- ザレンプスキ:組曲「ポーランドにて」4手のための舞曲と旋律 作品23 より、4つのマズルカ 作品4(4手)
- パデレフスキ:組曲タトラ・アルバム(4手)
- 曲目は変更になることがございます。
タマラ・グラナットはポーランドグダニスク音楽院イェジー・スリコフスキ教授クラスを卒業。デュオ・グラナットとしてCD13枚、DVD12枚、加えてポーランドテレビ・ラジオに数多くの録音をし、ポーランドのデュオピアニスト第1人者として不動の地位を築いている。ヨーロッパ各地、USAケネデイーセンター、リンカーンセンター、ロシアエカテリンブルクデュオフェスティバル、インドネシアなど世界各国でも演奏。ポーランド国立オーケストラとは度々共演しており、カトヴィツェフィルとモーツァルト2台ピアノのための協奏曲ホ長調を録音。J.S.バッハ協奏曲集(DUX0188)の録音は、ポーランド音楽業界賞--フリデリック賞2000--を受賞。その後パデレフスキ作品の録音も同賞にノミネート。2014年12月にはマックス・ブルッフの2台ピアノ協奏曲作品88をチェンストホヴァフィルと世界初演。同年ポーランドラジオの依頼により、シャルヴェンカ、モシュコフスキ、ザレンプスキ、ルトスワフスキなどポーランド人作曲家のデュオ作品を録音。優れたポーランドデュオ作品を国際的に広める役を担っている。
現在タマラはデュオ・グラナットとして、アドリアン・クレダ、岩本恵理、楠原祥子、クシシュトフ・ヤブウォンスキとペアを組んでおり、楠原祥子とは2014年から演奏活動を行っている。
桐朋高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。ポーランド国立ワルシャワショパン音楽大学バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ教授のクラスで研究課程修了。ベラ・シキピアノ国際コンクール第1位。
2016年ショパンワルツ集CDをリリース、読売新聞推薦盤になる。『だれもが知っている曲だけに、ショパンのワルツで聴き手を魅了することは難しい。しかし、ポーランドに学んだ楠原祥子のピアノには、日本人ピアニストには珍しい、自在な語り口と確実な説得力がある。』
日本ショパン協会例会、ショパンフェスティバルin表参道、日本シマノフスキ協会、銀座ヤマハホール、ポーランド建国記念式典、愛知万博、クアルテット・エクセルシオとの共演など、国内各地でリサイタルを開催。語学力を生かして『ショパンの手紙を読みながら-朗読と演奏』をシリーズ化して展開中。
ヨーロッパでは、ポーランドの音楽祭、ショパンの生家、ワルシャワ、グダニスク、ルブリンなどでリサイタル。ショパン国際音楽祭『夏をショパンとともに』には20回を超える招聘を受けている。ラジオ・グダニスクでマズルカ録音。2015年ポーランドテレビのインタビュー、2016年ポーランドラジオ?のショパンコンサート1時間番組に出演。2015年よりタマラ・グラナットとデュオ・グラナットとして活動を開始、日本公演も行う。
高柳朗子、有賀和子、林秀光、バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ各教授に師事。桐朋学園大学音楽部非常勤講師。日本ピアノ教育連盟中央運営委員、ピティナ正会員表参道ステーション代表、日本ショパン協会正会員。