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◆第1部
6つのプレリュードOp.13
ワルツOp.38(演奏:池田慈)
4つのプレリュードOp.48
3つのエチュードOp.65 (演奏:コンスタンチン・シャムライ)
3つの小品Op.45
詩曲『焔に向かって』Op.72 (演奏:黒田亜樹)
◆第2部
ピアノソナタ第2番『幻想』(演奏:池田慈)
ピアノソナタ第9番『黒ミサ』(演奏:黒田亜樹)
ピアノソナタ第6番 (演奏:コンスタンチン・シャムライ)
※14時開始回、18時開始回ともに同様の上記プログラムです。
東京芸術大学卒業。イタリアペスカーラ音楽院高等課程最高位卒業。フランス音楽コンクール第1位。スペイン・ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞受賞。日本現代音楽協会主催現代音楽演奏コンクール優勝。朝日現代音楽賞受賞。20世紀の作品を中心としたレパートリーで、ソロ、アンサンブルの他、国内外の主要なオーケストラとソリストとして共演。卓越した技術と鋭い感性は同時代の作曲家からの信頼も高く、主要な現代音楽演奏会に出演、内外作品の初演を多数手がける。02年よりミラノに拠点を持ち欧州各国への活動の場を広げている。指導者としても、全日本学生音楽コンクールやピティナ全国大会、多数の国際コンクールで入賞者を輩出。イタリア・マルツィアーリ音楽院マスターコース講師。ミラノ国際コンクール審査員。 黒田亜樹オフィシャルウェブサイト
1985年ロシア・ノヴォシビルスク生まれのロシア人ピアニスト。 6歳からケーメロウヴォ音楽学校に通いはじめる。1996年よりモスクワへ移住し名門グネーシン特別音楽 学校に転学、その後グネーシン音楽アカデミー卒業まで名教授タチヤナ・ゼリクマン女史に感情豊かな指導 を受けた。院課程では世界的ピアニスト、ヴラジーミル・トロップ氏に師事。 その後ドイツへ渡りフライブルグ音楽学校にてティボール・サーズ氏に師事。2008年第9回シドニー国際コンクールにて優勝。観客賞ほか6つの賞を総なめにした。この優勝以来オーストラリア国内27のコン サート、その翌年にはオーストラリア弦楽四重奏団とともに14カ所でコンサートを開催。その後もロシア 国内はもちろんの事イタリア、ドイツ、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストリア、中国などで演奏活動を重ね、プラハフィル、ベルクラードフィル、モスクワフィル、ロシアナショナルフィルハーモニックオーケストラ、マリンスキーオーケストラ、リヨン国立管弦楽団、モスクワヴィルトゥオーゾ管弦楽団、シド ニー交響楽団などでヴラジミール・スビバコフ、トゥーガン・ソヒエフ、ドミトリー・リス、ニコラス・ミ ルトン、ローレンス・フォスター、キリル・ペトレンコらと共演。 また、キッシンゲン音楽祭、サンクトペテルブルグの白夜祭など数多くの音楽祭にて演奏している。 現在、チャイコフスキー18の小品 Op.72 の CD が NAXOS からリリースされている。
1982年8月14日松山生まれ。3歳頃から母にピアノの手ほどきを受ける。愛媛大学教育学部附属小学校、同附属中学校、松山東高校出身。2001年 愛媛大学教育学部芸術文化課程音楽文化コース入学。12月アンドレ・シプコー氏のコンサートに感銘を受け、ロシア留学を決意。2003年 ロシア、グネーシン音楽アカデミーピアノ科入学。故・細田淑子先生の紹介で、タチヤナ・ゼリクマン先生のクラスに入る。2006年 修士課程で赤のディプロマ取得。2007年 グネーシン音楽アカデミー内でソロコンサートを開催。2008年 グネーシン音楽アカデミーピアノ科卒業。2009年 サンクトペテルブルクにて、第11回マリア・ユーディナ国際ピアノコンクール大人の部第2位。グネーシン音楽アカデミー内で二度目のソロコンサート。イタリア、セッティモ州にて第一回セッティモ国際ピアノコンクール第3位。2010年 モスクワのヤマハホールにて帰国コンサート開催。帰国後は東京・松山を中心に精力的に演奏活動を続ける。2013年 9月 初期教育の大切さを痛感、ロシアンピアニズムの秘密や音楽教育を学ぶため再びグネーシン音楽アカデミーに留学。 2014年 3月 帰国。5月22日 松山にて「アンドレ・シプコーピアノリサイタルin松山」企画。12月 モスクワ・グネーシン音楽アカデミーにて「タチヤナ・ゼリクマン生誕75周年、勤続45周年記念コンサートに出演。2015年 1月14日 松山にて「ハーイック・カザジャンヴァイオリンリサイタルin松山」企画。これまでピアノを、西園寺矩子、大空佳穂里、森山伸、高野耀子、タチヤナ・ゼリクマン各氏に、室内楽をオリガ・コンドラーチェワ、伴奏法をタチヤナ・カンジンスカヤに習う。現在はロシアと松山の音楽文化交流を促進すべく、「日露音楽文化サークル・ベリョーザ」立ち上げ。ロシアンピアニズムの紹介など今後も企画、活動予定。音楽之友社「ムジカノーヴァ」の奇数月号にグネーシン音楽学校のレッスンの様子を綴った「プシャシュケーヴィチ先生のウローク」執筆中。伊福部昭生誕99年白寿コンサート、伊福部昭百年紀Vol.2にて演奏、スリーシェルズよりCDがリリースされている。