<ピアノ・ソングブック①>
1)噴水のワルツ
2)よじれるロマンス
3)ギャロップG
4)春風のシチリアーノ
5)ハバネラお月さん
6)やどかりっこブルース
<白いうた 青いうた>
二十歳
春
自転車でにげる
鳥舟
しらかば
小さな法螺
<ヴァイオリン・ソングブック①~③>
春のシャンソン
春のエレジー
G のギャロップ
鳥のシシリアーノ
白のハバネラ
お魚のブルース
名古屋市生まれ。東京大学にて機械工学を専攻したのち、合唱に熱中したのがきっかけで作曲家を志す。東京芸術大学、同大学院修了。 間宮芳生、三善晃、野田暉行に師事。繊細で官能的なメロディーと、システマティックかつエネルギッシュなリズムによるダイナミックな音響は、その音楽の特徴と言えよう。近年では自然の神秘的な営為に関心を寄せ、自然の中に身を置きつつ、音も作品も生命体として捉える思想を作品として表出している。現在東京音楽大学客員教授、桐朋学園大学非常勤講師、日本作曲家協議会理事。ジュネーヴ国際バレエ音楽作曲コンクール優勝、中島健蔵音楽賞別宮賞、芸術祭大賞(CD「風神・雷神」)など受賞。
東京芸術大学付属音楽高等学校を経て、同大学、同大学院を修了。在学中より邦人作品初演を盛んに行う。1978年、フランス パリ郊外のサン・ジェルマン・アン・レイ市におけるドビュッシー国際コンクール第一位を受賞後、ソロを中心にオーケストラとの共演、室内楽の演奏会も多く、バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持っている。一方、鮫島有美子、チェロの藤原真理などのCD製作に共演、演奏会では共演者としても深い信頼を得ている。教育活動も大学院卒業と同時に東京藝術大学講師となり、2013年3月まで勤め、現在も後進の指導にあたっている。門下からは国際コンクール入賞者を多数輩出している。近年では海外での活動も増え、パリ、トリノ、ソウルなどでリサイタルのほか、2006年より毎春、パリにてアンリ・バルダ氏、アンヌ・ケフェレック氏と共にマスタークラスを行って いる。CDは、ソロアルバム「バッハ頌」「細やかな記憶」「HARUHI HATA RECITAL」フォンテックがリリースされている。モスクワにおけるスクリャービン国際ピアノコンクール(モスクワ)、イル・ドゥ・フランス国際ピアノ コンクール(パリ)など国際コンクールの審査にもあたる。 井口秋子氏、安川加寿子氏、横井和子氏に師事。 2017年1月、新譜CD「黛敏郎ピアノ作品集」リリース予定。