20世紀の作曲家たちを取り上げた意欲的なプログラムの数々をご紹介
≪ソロ≫ 橋本晋哉(1971- ):ピアノ独奏のための《ゆたにたゆたに》(2016、委嘱新作初演)に始まり、クロード・ドビュッシー(1862-1918)の作品を年代順に取り上げる。
≪ジョイント≫ 今回で43回目を迎える、邦人作曲家のグループで、同人7人の作品発表を行う。森山智宏:Sonatina for Violin and Piano(2016初演)他。
≪トリオ≫ 魅惑のロシアンナイトと題し、森広樹:新曲やアレンスキーのピアノ三重奏曲、ショスタコーヴィチやストラヴィンスキーを取り上げる。
≪ソロ≫ 小林純生(1982- ):ピアノ独奏のための《フーガ》(2016、委嘱新作初演)に始まり、モーリス・ラヴェル(1875-1937)の作品を年代順に紹介。
≪ジョイント≫ H.ヴィラ‐ロボスと武満徹は、独自で音楽を学び、ヨーロッパに遊学後、自国の文化をもとにクラシック音楽を作曲し、自国でよりも先ず世界で評価され認められた世界的作曲家である。非ヨーロッパ圏で独自のクラシック音楽を確立した二人の作品を紹介。クラウディオ・ソアレス等の出演。
≪ソロ≫ 中田粥(1980- ):ピアノとエレクトロニクスのための《Pieces of Apparatus I》(2016、委嘱新作初演)に始まり、イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)の作品を年代順に紹介。
≪デュオ≫ サティ生誕150年の今年、サティとサティに深く影響を受けたJ.ケージの作品を演奏。現代を生きる作曲家の「いま」の作品とともに多彩な響きをお届けする。久次米祐江等。
≪ソロ≫ L/ヒルトブラン生誕100年を記念し、スイスに所縁のある作曲家の作品を集めたプログラムによるリサイタル。
≪デュオ≫ サティ:6人組のアルパム(1919)、ドビュッシー:聖セバスチャンの殉教(1911)(カプレによるソロ版)他を、青柳いづみ子、高橋悠治による演奏で。