名古屋芸術大学卒業。在学中は名芸大オーケストラ定期演奏会ソリストオーディションに2年生時に合格。グリーグのピアノ協奏曲を共演したことをはじめ、毎年定期演奏会出演。東京文化会館大ホールでの読売新聞新人演奏会出演。中部日本放送コンサート出演。新聞取材を受けるなど活躍。卒業後渡欧。グラーツ国立音楽大学ピアノ科を一等賞にて卒業、グラーツ市より奨学金を取得。ウィーン国立音楽大学大学院修了。ピアノ室内楽においてウィーン音大よりマギスター称号が授与。ロンドン王立音楽大学演奏家試験合格、同協会々員(A・R・C・M)。ベルギー、イタリアのコンクールに入賞。ドイツ・ワイマール国際音楽際セミナーにおいて1位合格によりドイツ国立イエナ交響楽団とシューマンのピアノ協奏曲を共演。グラーツ国際音楽週間に出演他、日本はもとよりヨーロッパ各地、オーストラリアにてコンサート活動を行う。またベルリン弦楽四重奏団、ヤナーチェク弦楽四重奏団はじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルの首席メンバー等、国際的に著名な演奏家との共演やレコーディングも数多い。NHK-FMに、度々出演。ソロ・コンサートのテレビ放送。ドイツ・グラモフォン/講談社「ベートーヴェン全集」発刊記念コンサートのソリストとして、全国ツアーを行う。ミッシェル・べロフ、T・ニコライエワ、ワルター・クリーン、U・ウーデ、A・コンタルスキーのマイスタークラス修了。ディプロマ取得。ピアノをG・エバート、D・ヴォルフ、深沢亮子、荒 憲一、御木本澄子、河原元世、取越哲夫各氏に、ピアノ室内楽をG・エバート、K・ヴィートリヒに師事。オーストリア・ブラームス協会主催により、ブラームス記念館のブラームス自信が愛奏したピアノ(ブラームス・フリューゲル)でのコンサートを行い好評を博したのをきっかけに、オリジナル楽器(チェンバロ、ハンマーフリューゲル)でも活躍。オリジナル楽器をI・ライナーに古楽アンサンブルをメルクス、通奏低音をカンパグネに師事。CDリリースはソロ・アルバム「ウィンナ・ピアノ」。世界的にも貴重なベートーヴェン時代のオリジナル楽器(1820年ウィーン製)にてのCD「ベートーヴェン・ルネッサンス」「ベートーヴェンの贈り物」。以上リリースされたCDは3枚。音楽之友社「ステレオ」誌の優秀録音に選ばれる。ベルリン・フィルの元コンサート・マスターと「トーマス・ブランディス 原口摩純 デュオ・リサイタル ライブ」発売。レコード芸術誌の準推薦盤の選出されソリストとしてだけではなく、アンサンブル奏者としても高い評価を受ける。パイオニア主催のソロ、アンサンブル、トークを務め、ピアノ、チェンバロ、ハンマーフリューゲルを演奏するというコンサートがDVD化される。作曲家シリーズにおいて「モーツァルト・シリーズ」では半年間に、ソロ、室内楽、協奏曲を4回のシリーズにて演奏及び監修をおこなう。また「ベートーヴェン・シリーズ」では作家の青木やよい氏とコラボレーションをおこなう。オール・ショパン・プログラムの連続コンサートを行い「音楽の友」誌に高く評価される。東洋英和女学院大学生涯学習センターでは6年以上年間を通じて「レクチャー・コンサー」と「基礎テクニック講座」をおこなう。「ベートーヴェンの師・ネーフェのピアノソナタ全曲アナリーゼと解釈及びベートーヴェンへの影響」のドイツ語論文により、ウィーン国立音楽大学大学院より修士号取得。指導面では「基礎テクニック講座」「演奏が輝くひとつ上の指導法」「コンクール・サポート・レッスン」などの内容で各地でピティナ・セミナーとして講座を開催。ピティナ・ステップアドヴァイザー、コンクール審査員を行い、コンクール全国大会の優、入賞者を数多く育てる。東洋英和女学院大学講師。(社)日本演奏連盟会員。(社)全日本ピアノ指導者協会正会員。横浜たまプラーザステーション代表。日本音楽舞踏会議会員。
Program
- ベートーヴェン:「カカドゥ変奏曲」
- ベートーヴェン:ピアノトリオ第2番G-Dur Op.1 No.2
- ハイドン:プレスト(東音企画「はじめてのピアノトリオ「古典期」より)
- ヴァンハル:トリオ(東音企画「はじめてのピアノトリオ「古典期」より)
- ドボルジャーク:「森の静けさ」(Vc、Pf)
Profile
原口 摩純/Masumi Haraguchi(Pf.)
澤田 和慶/Kazuyoshi Sawada(Vn.)
97年東京音楽大学入学。 在学中に特待生奨学金を得る。
01年 同大学研究科入学。
同年 新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
03年 同オーケストラとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を共演。
05年アフィニス夏の音楽祭に参加。
これまでに 藤原浜雄、四方恭子、ティボール・コヴァチ ルイス・キャプラン ヴァルター・フォルヒャートの各氏に師事
川上 徹/Toru Kawakami(Vc.)
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学に学ぶ。 大学3年次に参加したアスぺン音楽祭で、巨匠ザラ・ネルソヴァ女史に認められ、米国シンシナティ音楽院に学費全額免除奨学金を得て留学。滞米中に参加した音楽祭において最優秀弦楽器奏者賞を受賞。その後ハンガリーのリスト音楽院で研鑚を重ねた。帰国後、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神戸室内合奏団の首席奏者を経て、小澤征爾氏の承認を受けて新日本フィルハーモニーの首席奏者に就任。日本室内楽コンクール第二位、また英国では、ロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューヒン特別賞を受賞する他、現代音楽の演奏において音楽雑誌で絶賛された。現在も新日本フィル、サイトウキネンオーケストラで活躍するほか、国内主要オーケストラにソリストとして度々客演。好評を博して いる。これまでに、井上頼豊、Z.ネルソヴァ、S.ディヴィッチ、J.カースティンら各氏に師事。愛器は1750年製のマンテガッツァ。
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