(赤松林太郎[pf.],平山慎一郎[vn.],寺田達郎[vc.])
- 第1番 ヘ長調 Hob.XV:37 (1766)
- 第21番 変ロ長調 Hob.XV:8 (1784)
- 第36番 変ホ長調 Hob.XV:22 (1794)
2歳よりピアノとヴァイオリンを、6歳よりチェロを始める。幼少より活動を始め、5歳の時に小曽根実氏や故・芥川也寸志氏の進行でテレビ出演。10歳の時には自作カデンツァでモーツァルトの協奏曲を演奏。1990年全日本学生音楽コンクールで優勝して以来、国内の主要なコンクールで優勝を重ねる。1993年には仙台市教育委員会より平成5年度の教育功績者に表彰。神戸大学を卒業後、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてピアノ・室内楽共に高等演奏家課程ディプロムを審査員満場一致で取得(室内楽は全審査員満点による)。ピアノを熊谷玲子、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、フランス・クリダ、ジャン・ミコー、ジョルジュ・ナードル、ゾルターン・コチシュ、室内楽をニーナ・パタルチェツ、クリスチャン・イヴァルディ、音楽学を岡田暁生の各氏に師事。 2000年にクララ・シューマン国際ピアノコンクール(審査員にはマルタ・アルゲリッチやネルソン・フレイレなど)で第3位を受賞した際、Dr.ヨアヒム・カイザーより「聡明かつ才能がある」と評された。国際コンクールでの受賞は10以上に及ぶ。国内各地の主要ホールはもとより、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ハンガリー、台湾、コロンビアなどを公演で回る。近年では2013年よりウィーン各地で室内楽コンサートを開始、2013年秋にデュッセルドルフにてリサイタル、2014年春に生前のバルトークが使用したピアノ(ハンガリー科学アカデミー所蔵)でリサイタル、また2015年春のドナウ宮殿におけるドナウ交響楽団との共演を成功させ、夏はミラノでソロリサイタル、秋はブダペスト、ウィーンにて公演。 これまでに新田ユリ、手塚幸紀、堤俊作、西本智実、山下一史の指揮のもと、東京交響楽団やロイヤルメトロポリタンオーケストラ、ロイヤルチェンバーオーケストラなどと共演。NHK交響楽団や東京フィルハーモニー管弦楽団などのメンバーと室内楽も行い、多くの音源(YouTube)に残している。2014年にキング・インターナショナルから《ふたりのドメニコ》(レコード芸術準特選盤)と《ピアソラの天使》をリリースして各誌で絶賛される。500名以上の指導に携わり、国内外の主要なコンクールで多くの受賞者を輩出している(PTNA特級グランプリ・銀賞・銅賞など)。審査員やマスタークラスの講師はもちろん、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持っている。「美しいキモノ」ではモデルも務める。 全日本ピアノ指導者協会正会員、演奏研究委員。2014年よりブダペスト国際ピアノマスタークラス(ハンガリー国立リスト音楽大学・共催)にて講師を務める。2016年より洗足学園音楽大学客員教授。
9歳で渡米、オレゴン州の小中学校を経てミシガン州のインターローケン・アーツ・アカデミー(ヴァイオリン専攻)卒業。ニューヨークのマネス音楽大学でサリー・トーマス女史に師事。1998年秋に一時帰国し、小林健次氏(桐朋学園大学教授)に師事。2001年ミュージック・マスターズ・コースinかずさ(MMCK)より招待を受け参加。2004年および2005年スイスのルツェルン音楽祭アカデミー(音楽監督P.ブーレーズ)のオーディションに合格し出演。2012年から2013年まで東京フィルハーモニー交響楽団の契約団員、首席として浜松フィルハーモニー、ゲストコンサートマスターとして大阪交響楽団と共演。ソリストとしてこれまでにチェンバー・フィルハーモニック東京、フレーリッヒ・ムジーク・オーケストラと共演。レパートリーは古典から現代音楽に至るまで幅広く取り組んでいる。2010年にピアニスト赤松林太郎氏とデュオを結成。大阪でリサイタルを開催し、好評を博す。
愛知県岡崎市生まれ。鈴木メソードによりチェロを始める。桐朋学園大学卒業。 チェロを久保田顕、中尾恵子、毛利伯郎、林俊明、チョー・ヨン=チャンの各氏 に、室内楽を東京カルテット、パノハカルテット、岩崎淑、藤井一興に師事。 第11、13回宮崎国際音楽祭、東京チェロアンサンブル、ヤングプラハ国際音楽 祭ガラコンサート等に出演。また、名古屋音楽学校のイギリス公演にソリスト として同行。2013年6月にはアメリカのHot Springs Music Festival に招待さ れ室内楽を演奏。大阪交響楽団を経てソロ、室内楽の他、全国各地のオーケス トラで客演首席奏者として活動している。