豊永美恵(c l.)
- バルトークB. Bartok
- ミクロコスモス 第6巻Bartok: Mikrokosmos fromvol.6
・142.蝿の物語より No. 142 Mese A Kis Legyről /From the Diary of a Fly
・145.半音階的インベンション NO.145. Kromatikus Invencio / Chromatic Invention
・146.オスティナート No. 146 Ostinato - シューマンR.Schumann
- 子供の情景より
- コダーイKodaly
- キャンプファイヤーの夕べEste a tabortuznel (cl.solo)
- バルトークB.Bartok
- 3つのチーク県の民謡Harom csikmegyei nepdal
- ワイナーWeiner Leo
- バラード Op.8Ballada Op.8
- ダンツィFranz Danzi
- ソナタ 変ロ長調Sonata concertante
5歳からピアノを始め、ヨーロッパ最高位音楽大学のリスト音楽院(ハンガリー)にてラントシュ・イシュトバーンの下で研鑽を積む。卒業後、モスクワ音楽院(モスクワ)にて、ドミトリー・バシキロフ教授の下で学ぶ。1985年に「ハンガリーの文化」、1998年に「リスト・フェレンツ」をハンガリー政府より受賞。ソロ奏者としては勿論、グドュッルー宮殿(グドュッルー市・ハンガリー)、夏の室内楽音楽祭のアーチスト・ディレクターを務めるなど、室内楽ピアニストとしても地位を高めている。これまでに、サバディ・ビルモシュ、デニス・コバーチ、ペレーニ・ミクロシュ、オンツァイ・チャバ、ダニエル・シュテファン、グスタフ・リビヌス、ガイ・ドプリュス、エドアード・ブルーナー、ミッシェル・マルティン、チャバ・ペーター、グルシア・アセンシオ、フランス・ヘルマーソン、クリストフ・ヘンケン、篠崎史紀などの数多くの音楽家と共演し、HUNGARTON正式契約レーベル録音ピアニストとして多数のCD録音に参加するなど、共演者からも絶対的な信頼を受けヨーロッパを中心に世界中の演奏会に出演し絶賛を受けている。現在、リスト・フェレンツ音楽大学(ハンガリー)、ソフィア王妃国立音楽大学(スペイン)ピアノ科・室内楽科教授、国際室内音楽研究所(スペイン)ピアノ科教授として、後進の指導にあたる。また、フィンランド、イタリア、スペイン、ドイツ、ギリシア、スウェーデン、ハンガリー、スペインで定期的にマスタークラスを開講している。
2002年からハンガリー国立F.リスト音楽院に留学。03'/04'年度ハンガリー政府給費留学生、平成18年度文化庁新進芸術家海外研修員。04'にリスト音楽院リサイタルでF.ヒダシュのクラリネットソナタを世界初演し本格的なソロ活動を始める。"岩城宏之音楽賞2009"受賞。ブダペスト春の音楽祭、都民芸術フェスティヴァル「篠崎史紀室内楽の夕べ」、日本演奏家連盟主催「演連コンサート」、越のルビー音楽祭、北九州国際音楽祭「MARO&HUNGARIAN」、LA FOLLE JOURNEÉ au JAPON、東京・春・音楽祭などに多数出演。文化庁主催「明日を担う音楽家たち2011」では、F.ヒダシュのクラリネット協奏曲センプリーチェを日本初演。王子ホール委嘱作品2014連続歌曲「二本の木」(宮本益光・台本、加藤昌則・作曲)初演。これまでにオーケストラアンサンブル金沢、東京フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団とコンチェルトを共演。艶やかな音色と表現力溢れる演奏は、クラシック音楽から民族音楽まで多岐にわたり、積極的にハンガリーの作品を取り上げ、日本とハンガリー音楽界の親善大使的存在となるなど精力的に活動している。また東京ジュニアオーケストラソサエティなどで後進の指導にもあたる。2013年にはピアニストMárta Gulyás女史とハンガリー作曲家によるクラリネット作品集CD「Memories of Hungary」を発売。