in 池田4
共演者:野山真希[Pf]、南部やすか[Fl]、
近野 賢一[Br]
- 6つのドイツ舞曲 D970
- 3つのドイツ舞曲 D971
- 3つのドイツ舞曲 D972
- 3つのドイツ舞曲 D973 ※以上 ピアノソロ
- 「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D802 ※ピアノとフルート
- 美しい水車小屋の娘(全曲) D795 ※歌曲
ピアノソロ:岡原、ピアノとフルート:野山・南部、歌曲:岡原・近野
- 曲目は一部変更になる可能性があります。ご了承ください。
4才よりピアノを始める。全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第一位。東京芸術大学音楽学部付属高校を経て東京芸術大学に入学、在学中より演奏活動を始める。同大学卒業後、ドイツに留学。ベルリン芸術大学、ミュンヘン音楽大学マスタークラスにおいて研鑽を積み、FM放送に出演等、ドイツ各地で演奏をする。帰国後、ベートーベンのピアノソナタ全曲演奏や各地でのリサイタル、コンチェルト等で高評を博す一方、シューベルトやヴォルフの歌曲の全曲演奏など、ドイツ歌曲や室内楽のパートナーとしても精力的な活動を展開し、1994年にはヘルマン・プライ、そして95年にはテオ・アダムと共演を果たし、NHK芸術劇場で放映される。1996年にはディートリヒ・ヘンシェルの初来日公演を自らプロデュースし、翌97年の シューベルトイヤー、99年のR.シュトラウスイヤーの全国ツアーを成功させる。その活動は国内のみにとどまらず、チェスキー・クルムロフ音楽祭、リヒャルト・シュトラウス音楽祭、そしてグラン・カナリア音楽祭などに招待され、ソリスト、歌曲のパートナー、室内楽奏者として幅広く活動している。また、 2006年春にはチェコにおいて指揮者としてもデビュー、ウィーンフィルの主力メンバーからなるシュトイデ・カルテットとザルツブルグ、ウィーン、大阪でのツアーも成功させる。また、ヘンシェル、同じくバリトンのシュテファン・ゲンツ、チェコのマルティヌー・カルテットなど、国内外で共演を重ねる海外アーティストも多い。ヘンシェル、ヘルムート・ドイチュらと隔年で開催する「ドイツ歌曲解釈の夏期講習」はドイツ、日本で計5回開催され、多くの若い音楽家たちが巣立っている。1993年京都音楽賞、96年大阪文化祭賞本賞、そして2001年には音楽クリティッククラブ賞、2012年には平成23年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。これまでに20枚以上のCDがリリースされている。現在、大阪音楽大学大学院ピアノ研究室主任教授。日本ドイツリート協会会長。
東京芸術大学音楽学部器楽科、同大学院修士課程、バンクーバー音楽院(カナダ)アーティスト・ディプロマコース卒業。ケイミークコンクール(カナダ)にてアリス・ダイアナ・ブレイ賞、第9回パシフィックコンクール(カナダ)第3位他。東京芸術大学演奏芸術センター企画「2000年ショパン全曲演奏会(監修:ハリーナ・ツェルニー・ステファンスカ)」、「JapanArtsFestival(バンクーバー新報社・ICAS日系テレビ後援)」他、多数の演奏会に出演。2001年、2003年、2004年(スポンサー:SONY)、2005年(スポンサー:TOYOTA)、バンクーバーにてソロリサイタルを開催。2003年、クルージ・ナポカ(ルーマニア)にてルーマニア国立トランシルヴァニアフィルハーモニックと共演。2005年、ファーストソロアルバム「LeVoyage」をリリース、2006年、カルロヴィヴァリをはじめとしたチェコの5都市にてソロ、カルテット及びコンチェルトの演奏会に出演し、チェコ弦楽三重奏団、カルロヴィヴァリ交響楽団と共演。2007年、バンクーバー・メトロポリタンオーケストラ(カナダ)の記念演奏会に招かれ、同オーケストラと共演(指揮:ケン・シェ)、スタインウェイ・アーティストであるアメリカ人ピアニスト、ケイティ・マハンとメンデルスゾーン:2台のピアノのための協奏曲を共演。2008年、プラハとプルツェン(チェコ)の2都市にて、2010年、神戸新聞松方ホールにてマルティヌ弦楽四重奏団と共演。2011年、セカンドアルバム「Tempest」をリリース。2008年より、(株)ヤマハ企画による「名曲とお話でつづるピアノサロンコンサート」「ピアノ・コミュニケーションコンサート」等において全国で公演を行う他、コンクールの審査、後進の指導にもあたっている。これまでにピアノを土田晴子、小林仁、ハリーナ・チェルニー・ステファンスカ、リー・カムシン、青柳晋氏に、室内楽をタラス・ガボラ氏に師事。神戸山手女子高等学校音楽科講師。神戸音楽家協会会員。
東京に生まれ、アメリカとドイツで学んだ後、帰国。これまでに日本フィル、大阪フィル、山形交響楽団、兵庫県立芸術文化センターオーケストラ、アマデウス室内オーケストラ、イスラエル管弦楽団イスラエル・フィル・ソリスツ(イスラエル)、バロックオーケストラ・アルコ(ドイツ)などと協演。また、ソロコンサートを精力的に行う傍ら、2010年上海万博での演奏、カーネギーホールにて箏奏者 西陽子と"NiNa Duo"としてコンサート開催、スケート選手高橋大輔・織田信成との共演、ジュンコ・コシノ・コレクションでの演奏、クルーズ船「飛鳥II」「ぱしふぃっくびいなす」での演奏などに加え、ラジオ関西のパーソナリティ(~2011年)やNHKテレビ、NHK?FM「名曲リサイタル」への出演など活動は幅広い。平成21年度神戸市文化奨励賞、平成20年度兵庫県坂井時忠音楽賞、平成19年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞。第13回びわ湖国際フルートコンクール第2位入賞。確かなテクニックに裏付けされた温かみのある演奏で聴衆を魅了する期待のフルーティストである。小学校よりアメリカに在住。ジュリアード・プレ・カレッジを経てシンシナチ音楽大学を2年で首席卒業、同大学院で指揮法を学び修士号を取得。その後ハノーバー国立芸術大学(ドイツ)にてエアドムーテ・ベア女史に師事し、首席でディプロマ取得。現在、芦屋大学客員教授。西本智実&イルミナートフィルハーモニーオーケストラのメンバー。米コロンビア大学雅楽・邦楽プログラム客員研究員及びアーティスト・イン・レジデンス(2011)。神戸音楽家協会、神戸クラシック協会各会員。
公式HP:www.yasuka-nambu.com
北海道出身。新潟大学教育人間科学部を経て、京都市立芸術大学大学院修士課程音楽研究科修了。2007年に渡独し、バーデン・ヴュルテンベルク州立フライブルク音大リート・オラトリオ科及びオペラ科を最優秀の成績で卒業。2012年バイエルン州立ミュンヘン音楽大学大学院歌曲科をマイスターディプロムを得て修了後、帰国。シューベルティアーデ(シュヴァルツェンベルク)やヨーロッパ音楽祭(シュトゥットガルト)、サイトウキネンフェスティバル松本ほかにて、エリー・アメリンク、イェルク・デムス、白井光子、ディートリヒ・ヘンシェル、ロマン・トレケル、トマス・クヴァストフ、ヘルムート・ドイチュ、フリッツ・シュヴィンハンマー、ヴォルフラム・リーガー、ルネ・ヤーコプス各氏のマスタークラスを受講。これまでに、オペラでは『ヘンゼルとグレーテル』ペーター、『ディドとエネアス』エネアス、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、フィガロ、『魔笛』パパゲーノ、弁者、『ペイシェンス』コロネル、『ペレアスとメリザンド』ゴロー等を演じ、ソリストとしては『戴冠ミサ』、『メサイア』、『第九』、『パウルス』、『聖チェチーリアミサ』、『ヨハネ受難曲』、『マタイ受難曲』、『ロ短調ミサ』『レクイエム(モーツァルト、フォーレ、ブラームス)』『さすらう若人の歌』に出演した。2005年以降、新潟、京都、鹿児島、北海道、東京、高崎、フライブルク、ミュンヘン、ベルリンにて意欲的にリーダーアーベントを行い『遥かなる恋人に』『美しい水車屋の娘』、『冬の旅』、『詩人の恋』、『リーダークライスop.24&39』、『四つの厳粛な歌』『リュッケルト歌曲集』『子供の不思議な角笛』など多数の作品を取り上げている。2006年京都での歌曲リサイタルに対して青山音楽賞新人賞を受賞。友愛リートコンクール第三位、併せて日本歌曲賞受賞。大曲新人音楽祭コンクール奨励賞受賞。JSG国際シューベルト歌曲コンクール第三位、ポーランドでの第17回キェイストゥット・バツェヴィッチ記念国際室内楽コンクールリート部門第三位、オーストリアでの第16回ブラームスコンクール入選。これまでに、声楽を箕輪久夫、宇野徹哉、福島明也、マルクス・ゴリツキの各氏に師事、リート解釈を岡原慎也、ハンス=ペーター・ミュラー、ヘルムート・ドイチュ、ジークフリート・マウザーの各氏に師事。日本ドイツリート協会会員。現在岐阜大学助教、名古屋音楽大学非常勤講師。