第1回:温故知新
- 尾高尚忠:日本組曲(1936年)
- 山田泉:煩厭的叙情三つ(1982年)
- 増田達斗:新曲 (曲名未定, 2015年)
東京芸術大学付属音楽高等学校を経て、同大学、同大学院を修了。在学中より邦人作品初演を盛んに行う。1978年、フランス パリ郊外のサン・ジェルマン・アン・レイ市におけるドビュッシー国際コンクール第一位を受賞後、ソロを中心にオーケストラとの共演、室内楽の演奏会も多く、バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持っている。一方、鮫島有美子、チェロの藤原真理などのCD製作に共演、演奏会では共演者としても深い信頼を得ている。教育活動も大学院卒業と同時に東京藝術大学講師となり、2013年3月まで勤め、現在も後進の指導にあたっている。門下からは国際コンクール入賞者を多数輩出している。近年では海外での活動も増え、パリ、トリノ、ソウルなどでリサイタルのほか、2006年より毎春、パリにてアンリ・バルダ氏、アンヌ・ケフェレック氏と共にマスタークラスを行って いる。CDは、ソロアルバム「バッハ頌」「細やかな記憶」「HARUHI HATA RECITAL」フォンテックがリリースされている。モスクワにおけるスクリャービン国際ピアノコンクール(モスクワ)、イル・ドゥ・フランス国際ピアノ コンクール(パリ)など国際コンクールの審査にもあたる。 井口秋子氏、安川加寿子氏、横井和子氏に師事。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部器楽科ならびに大学院修士課程終了。在学中に彩の国埼玉ピアノコンクール銀賞及び彩の国ピアノコンクール 賞を受賞し、第1回フォーレ国際ピアノコンクール(仏・パミエ)にて第3位受賞。第14回イル・ド・フランス国際ピアノコンクールではファイナリストに選ばれる。2006年からマスタークラス『春のパリ研修』に参加、その後も数々のフランスのマスタークラスを受講。また、2012年に東京ニューシティー管弦楽団(内藤彰指揮)とショパンピアノ協奏曲第2番を共演し、2013年にはロンドンにてロンドン・ソロリストフィルハーモニアとラヴェルピアノ協奏曲を共演。これまでに松原緑、梅谷進、秦はるひ各氏に師事。また、フランス、パリにてH.バルダ、A.ケフェレック各氏に師事。現在、東京藝術大学音楽研究センター助手、ピアノ研究グループ「ボワ・ラクテ」会員、日本フォーレ協会会員。
埼玉県生れ。5歳よりピアノを始める。1999年、日本ピアノ教育連盟オーディションにて全国入賞。その後、東京藝術大学附属音楽高校へ進学し、黒川浩、渡辺健二各氏のクラスにて学び、2005年春に卒業。2009年秋より、自らの音楽の幅を広げる為フランス・パリに渡り、エコール・ノルマル音楽院へ入学。同校にて、かつてヨーロッパにおいて"マダム・リスト"と称された故フランス・クリダ女史の下で3年間研鑽を積む。その後、女史の指導方法を引き継ぐポール・ブラシェー氏に師事。2014年に氏のもとで、同校の最上級ディプロムである「演奏家高等ディプロム」を取得(審査員にはアルド・チッコリーニ、ガブリエル・タッキーノ、セシル・ウゼ各氏等、著名なピアニストが迎えられた)。また、同校では室内楽クラスも履修。フランスの室内楽奏者であるピアニスト、シャンタル・ドゥビュシ女史の傍ら、主に二台ピアノの作品を学び、高等ディプロムを審査員満場一致で取得。 また留学中には、在仏日本人の所有するコンサート・サロン「エスパス・ハットリ」にて多くの演奏会に出演する一方、当サロンの運営委員としても2013年より企画にて携わる。パリ最古の教会St-Julien le Pauvreにて行われた自身のリサイタル(2013年)では、古い教会の音響を活かすため1930年製のプレイエル・ピアノを使用。他にもドイツ製ブリュットナー・ピアノ等、現代のピアノと大きく性能の異なる古いピアノでの演奏経験を持つため、適正をもつ。現在までにピアノを故堀江孝子、松原緑、井原麻子各女史に師事。ウィーンにて行われたマスタークラスにてパウル・バドゥラ=スコダ氏にブラームスの作品を、そしてパリ留学中には故アルド・チッコリーニ氏に、同氏の重要なレパートリーであるセヴラックの作品のアドヴァイスを受ける。2013年フランス、アルベール・ルーセル音楽財団奨学生。PTNA演奏会員。
愛知県出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。2015年4月より同大学院音楽研究科器楽専攻修士課程1年。これまでに作曲を土田英介氏に、ピアノを藤城敬子、芝本容子、播本枝未子、秦はるひ、長尾洋史の各氏に師事。
コンサート後に、好きな額を当日お配りする封筒にいれて頂きます。そのお金は演奏者ならびにピティナ・ピアノ曲事典への寄付金として大切に使わせて頂きます。規定の計算方法により過半(60%~場合によって全額)を演奏家にお渡しし、残りは本企画の調律費等に充てます。