クリストフ・ジョヴァニネッティ(Vl.)
ピエルネ:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
ドビュッシー=ハルトマン:巷に雨のふるごとく、亜麻色の髪の乙女、ミンストレル
ドビュッシー=レオン・ロケ:レントより遅く
ドビュッシー=オーリッジ:セレナーデ
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。マルセイユ音楽院首席卒業。平成2年度文化庁芸術祭賞。演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集め、これまでリリースした9枚のCDが『レコード芸術』特選盤となるほか、『翼のはえた指』で第9回吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で第49回日本エッセストクラブ賞、『6本指のゴルトベルク』で第25回講談社エッセイ賞、『ロマンティック・ドビュッシー』で第23回ミュージックペンクラブ賞受賞。
2014年5月には『ピアニストたちの祝祭』(中央公論新社)、10月には『どこまでがドビュッシー? 楽譜の向こう側』(岩波書店)を刊行。テレビ朝日『題名のない音楽会』、『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭』等に出演。日本ショパン協会理事、ピティナ正会員、大阪音楽大学教授。
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パリ音楽院、ブカレスト音楽院に学び、さらにドイツでアマデウス四重奏団のもとで研鑽を積む。イザイ弦楽四重奏団(1984‐1995)、エリゼ弦楽四重奏団(1995‐2013)を創設、自ら第一ヴァイオリン奏者をつとめた。
これらのクワルテットによって、デッカ、ハルモニア・ムンディ、フィリップス、ジグーザグ、テリトワールでの録音を果たすとともに、ニューヨークのカーネギー・ホール、ウィーンのムジークフェライン、ザルツブルクのモーツァルテウム、ロンドンのウィグモア・ホール、クィーン・エリザベス・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのシャンゼリゼ劇場、東京のサントリー・ホールなど、世界各地の檜舞台に登場した。
室内楽奏者としては、オーギュスタン・デュメイ、シュロモ・ミンツ、マリア・ジョアオ・ピレシュ、ジャン=フィリップ・コラール、フランク・ブラレイ、ミシェル・ポルタルなど著名な音楽かと共演している。演奏活動と平行して、パリ国立高等音楽院教授として後進の指導にもあたっている。
かつてユーディ・メニューインは、クリストフ・ジョヴァニネッティの演奏を聴き、「私は、この天使のごとき音楽家のおかげで、人生における最もピュアな音楽的感銘を受けた」と述べた。
コンサート後に、好きな額を当日お配りする封筒にいれて頂きます。そのお金は演奏者ならびにピティナ・ピアノ曲事典への寄付金として大切に使わせて頂きます。規定の計算方法により過半(60%~場合によって全額)を演奏家にお渡しし、残りは本企画の調律費等に充てます。