ラフマニノフ協奏曲2番を演奏
ピティナ後援コンサートでは音源を募集しております。
音源とともにレポートをご提供いただいた公演は、ウェブサイトにてご紹介させていただきます。
今回は5/29(水)に札幌にて行われた「奏エールコンサート」のレポートを動画とともにご紹介いたします。
「奏(かな)エール」は"音楽を奏でよう、夢を叶えよう、子ども達にエールを送ろう"というコンセプトで道内のピアノ指導者を中心に結成されたコンサート。ゲストとして特級グランプリの菅原望さん(伴奏:赤松林太郎先生)がラフマニノフ協奏曲第2番を演奏しました。メンバーにる2台8手のリベルタンゴも迫力の演奏です!
北海道在住のピアノ指導者で結成されている「奏エール」の第2回ピアノデュオコンサートが、5月29日札幌サンプラザホールで開催されました。今回は奏エールで日ごろは指導者として活動している先生たちのピアノアンサンブルが主たるプログラムで、ゲストとして2012年ピティナ特級グランプリの菅原望さんをお招きしました。第1部では、連弾から2台8手の演奏に会場は熱気に包まれました。そして立ち見の出る会場は、菅原望さんのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に魅了されました。その演奏は、哀愁漂う旋律を若々しく繊細な音色で彩られていました。3時間にも及ぶコンサートでしたが、観客は最後まで演奏会の余韻に浸ることができ、菅原さんのこれからの活躍にも大きな期待を寄せています。またオーケストラパートを担当した菅原君の指導者でもある赤松林太郎さんの熱演にも、大きな拍手が送られました。重厚な和音でソロピアノを支える重要なオーケストラパートですが、ピアニストに寄り添い、ピアニストを気遣い、ピアニストを盛り上げる。師匠からの最大の愛情を受け取ることにより、かもし出された響きだったのかと思われます。(札幌大谷高等学校音楽科主任・ピティナ正会員=斉藤香苗)
- お互いを出して弾いている感じがして、魅入ってしまいました。菅原さんが自由に弾くのに赤松先生がよりそっているようで、音楽ってすごい。あらためて思いました。のだめの曲だ!と思って聴いていたら、ビンタされたような気分です。伴奏でかい!!と思ってもメロディーの形が聴こえて、この技術は欲しいと思いました。こんなに長い曲だと知らなかったので、曲全体を知れて嬉しかったです。帰ってもすぐ寝つけませんでした。自分の演奏はもっと表現力が必要だと、あらためて考えることもできました。人に感動を与えられる演奏を、自分もできるよう努力します。(高1 KC)
- ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18」はもう、とても素晴らしくて、感動で、言葉にできません。赤松先生も、菅原さんも、二人とも息も合ってて、表現力もすごくて、何よりずっと集中して約40分を暗譜で、とてもすごいと思い、私ももっとピアノを頑張らねばと思わされました。(高2 AS)
- ラフマニノフは泣きそうになるくらいすばらしかったです。のだめと千秋のでこの曲はとても大好きで、CDで聴いたことがたくさんあるので、とてもうれしかったです。CDじゃやっぱり全然ちがっていてほんとうに感動しました。オクターブの重さ、細かい音の流れるかんじ、もう3楽章ともすべてかっこよすぎました。きれいな旋律がとても心に響きました。第3楽章の歌う所のメロディーがとっても好きです。ピアノとオーケストラと同じくらいの迫力があり、最初から最後までまばたきも忘れるほどでした。本当にすばらしかったです。このコンサートで音楽ってすばらしくてそれをやっている自分は幸せと感じることができました。ありがとうございました。(高2 SY)
- ラフマニノフのピアノコンチェルトは有名な曲だが、改めてこの曲が「名曲」だと感じられる演奏だった。オーケストラパートの演奏も、ピアノで出している音とは思えない程細かい表現を含んだものだった。オーケストラの楽器が連想された。爆発するようなfの第1楽章、優しくて繊細 な響きの第2楽章、明るさと黒い面が合わさって完成される第3楽章。あの曲をパッションを保ったまま弾き切れるピアニストは本当に凄いし、感動した。(高2 EA)
- ラフマニノフの協奏曲は、高校に上がる前から知っていた曲で、中学校の時に(合奏で)是非ともやってみたかった。最後のハ長調のテーマは、とても感動的で、ブリランテでありながらグランディオーソな所がとても素敵だった。30分以上の曲だったが、最後まで飽きのこない演奏で、とても楽しめた。赤松先生のオーケストラ部分は、とても迫力があり、演奏の仕方も個性的で、世界的ピアニストであることを改めて知った。(高3 KY)
後援コンサートで録音された音源をお持ちの方は是非「ピティナ・ピアノチャンネル(YouTube)」にご提供お願いいたします。
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