名義後援コンサートインタビュー(2012年上半期)

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2012/04/13
名義後援コンサートインタビュー(2012年上半期)

ピティナは現在年間で約350件のコンサートを後援しています。対象コンサートには音源の紹介、チケット販売など広報を幅広くサポートしています。ソロリサイタルだけでなく、他楽器とのアンサンブル公演も後援しており、演奏者も特級グランプリ、ピティナ会員、その他の邦人・海外ピアニストなど多岐に渡ります。今回はピアニストの人物像をより知っていただくための「名義後援インタビュー」に加え、ホームページ各所で名義後援コンサートをご紹介いたします。

コンサート直前インタビュー

ピティナ特級グランプリ、福田靖子賞、浜松国際コンクール(2003年)、そしてショパン国際コンクール第4位(2005年)と、破竹の勢いでコンクール入賞歴を重ねていた関本昌平さん。ショパンのソナタや英雄ポロネーズ等を華麗に弾く姿を思い出す方も多いだろう。27才になった今、ニューヨークに拠点を移した彼は、今までとは全く違った面持ちで音楽に向かっていた。それは「ブラームスのような深い崇高な音楽が好きです」という言葉に集約されている。関本さんの3年間についてお伺いした。

ニューヨーク1か月目で受けた音楽的衝撃とは

関本さんがニューヨークに渡ったのは2009年9月のこと。実はその1か月後、クラリネットの名手チャールズ・ナイディック先生との出会いが、新たな出発点となる。「ナイディック先生はその当時通っていた学校の教授だったのですが、初めて彼の授業で伴奏を頼まれた時、その知識の量に圧倒されました。レッスンが終わった後、思わず握手を求めに行ってしまいました。先生の場合は知識だけでなく、演奏も神がかり的に凄いんです。両方がかみあっていて『音楽はこうあるべきだ』と150%説得された感じです。そして、これが本来の音楽家なのだと思いました。自分もバックグランドの勉強をしなければと、そこから興味が出てきました」。

愛媛県にも室内楽を届けたい!

地元の愛媛県では、残念ながらクラシックのコンサートはとても少なく、ピアノはまだしも室内楽アンサンブルの公演が行われることはほとんどありません。 地域の方々にもっとアンサンブルに触れていただきたいという想いから、学生時代からのメンバーと共に室内楽公演を企画しています。 声楽曲やヴァイオリンソロもやはり演奏される機会がないので、今回はピアノソロでも「シャコンヌ」や「献呈」など、他楽器レパートリーのピアノ編曲版を集めました。

自分たちで手作りのコンサートの場合、情報誌・新聞へ掲載してもらったり、ホームページで紹介をしなくてはなりませんが、ピティナ名義後援コンサートではチケット販売や、会報にチラシを入れていただけたりするので便利ですね。

広報の事例
5/15 佐藤圭奈リサイタル ⇒「今週の一曲」にて紹介中
5/25 土屋美寧子ピアノリサイタル
TBSインターネットラジオ「OTTAVA」にて4/15、4/22放送予定
4/30 ≪ロシア・ピアニズムの継承者たち≫第6回リリヤ・ジルベルシュタイン
チケットプレゼント実施中
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