1台のピアノを4人で!
「ハバネラ」の様子
カホンってどんな音?
小山ステーションのメンバー5人と、外部からカホンの戸野塚創さんを招いて大平南小学校4年生のためのコンサート。学校側との打ち合わせ、準備などに5月から取り掛かりました。特に練習のための日程調整が大変でした。
当日はインフルエンザが流行り出していて心配でしたが、4年生全員がマスクを装着して音楽室へ来てくれました。プログラム1番、ピアノ独奏。児童たちの目は鍵盤の上に釘つけ。
次にカルメン登場です。これは児童たちに受けました。バラの花を差し出しながら、男子の生徒に歌いかける場面では、照れながらも楽しんでいたようでした。4手、6手、8手と増員しながら、音の重なりを感じてもらった連弾。
最後に、カホン登場です。はじめて見る楽器に興味津々、さて、どんな音が飛び出してくるのでしょうか?「モルダウ」と「情熱大陸」のピアノ連弾とカホンのコラボレーション。男子はカホンを叩く真似をしながら、楽しんでいました。
退場するときの児童一人ひとりの笑顔、そして手を振る姿に、私たちはとても幸せな気持ちになりました。
先生方からは、「プログラムに変化があってとても楽しかった」「児童たちの普段見られない反応を見ることができた」との感想をいただきました。来年も4年生対象のコンサートを開いてほしいとのことでした。(Report:戸野塚美香)
- 私が一番楽しかった曲は、「猫の二重唱」です。2人が本物の猫になったように演技していておもしろかったです。2番目に面白かったのは、ハバネラです。いろんな人にバラを向けたりバラを投げたりしたのがおもしろかったです。
- 私は「ハバネラ」という曲が心に残りました。歌っている人の高い声がとてもきれいで音楽室中にひびいたのがとても心にのこっています。あと、「くるみ割り人形」も心に残りました。私はバレエを習っていて「トレパーク」をおどったので、トレパークを聞いて、体がゆれておどりたくなりました。
- プログラムに聞いたことのある曲が入っていて、みんなで手拍子をしてすごく音楽が好きになりました。
≪開催情報≫
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ピアノソロ
ショパン:幻想即興曲/モーツァルト:行進曲 - ♪
- 独唱
ビゼー:歌劇「カルメン」より ハバネラ - ♪
- 二重唱
ロッシーニ:猫の二重唱 - ♪
- ピアノ連弾[4手]
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より 行進曲、トレパーク、こんぺいとうの踊り、花のワルツ - ♪
- ピアノ連弾[6手]
J.シュトラウスI世:ラデッキー行進曲/ラヴェル:ボレロ - ♪
- ピアノ連弾&カホン
スメタナ:モルダウ/葉加瀬太郎:情熱大陸
中山 亜沙美(ピアノソロ、連弾)
山中 智津子(歌、ピアノ連弾)
浅川 里美(ピアノ連弾)
福永 萌(ピアノ連弾)
戸野塚 美香(歌、ピアノ連弾)
戸野塚 創(カホン)