第5回 開催レポート
今回は精力的に活動をされる若手デュオピアノデュオ・ドゥオールにご登場いただきました。
公開録音では初めて、二台ピアノ作品がプログラムに含まれており、録音と撮影の都合で変則的な座席配置としました。今回は80人を超える方にお集まり頂きましたが、この影響もあって座席数がギリギリとなりました。
盛況のなか、コンサートはバッハの協奏曲から始まり、大変息のあった演奏で会場から感嘆の声も上がります。その後ショパン作品を連弾、二台ピアノに編曲した3曲は、聴きなれたはずの作品にも関わらず新鮮な響きがするという、楽しい趣向でした。
後半はドビュッシーの「牧神」から。これは作曲家自身による二台ピアノ編曲でした。続くブルグミュラーの「無邪気」「せきれい」はこれも二台ピアノ版で、原曲の軽妙を保ちつつ、スパイスを加えた印象。そして最後のブラームス交響曲第一番第四楽章は、ドゥオールさんが力を入れているコンサートプログラムということもあって、大変な熱演となりました。
今回の入場料総額は130,200円でした。なお、会場でコンサートチケットやCDを販売しており、こちらも好評だったようです。ご協力ありがとうございました。
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