2009年11月2日、福島県で初めての学校クラスコンサートが、
伊賀あゆみ先生をお迎えし、会津若松市立河東学園小学校で
開催されました。
伊賀先生のチャーミングな笑顔と優しいトークが子供たちの緊張を
ほぐしていき、子供たちの反応もどんどん良くなっていきました。

「みんな　夢って聞いたら、なにを想像するかなぁ？」「はい！」とあちこちで手があがり、
そして、始まったドビュッシーの「夢」。ピアノの音色の美しさに心が癒されました。
「この曲はよくフィギィアスケートで使われてる曲です。浅田真央ちゃんも使った事がありますよ。」・・・・と、子供たちの興味をひくようなお話が続きました。

「みんな、ピアノの周りに出きていいよ。」の一言で、子供たちはピアノの周りへ集まり、弦の本数、ピアノに使われている部品の数、ピアノの構造をクイズ形式で教えていただき、瞳はキラキラ・・・・
　「ピアノの下で聴いても良いよ。でも、これから弾く曲はとっても大きな音がするからね。」　と、
男の子たちの好奇心をくすぐる一言・・・そして、仮面舞踏会の演奏が始まると、「わぁ?！」と歓声があがり、ピアノの音色を　身体中で感じているように見えました。

「質問コーナー」では　「ピアノをはじめたきっかけは何ですか？」　「毎日、どれくらい練習すればピアニストになれますか？」　等、質問がたくさんありました。 　　
クラスによって反応が全く違うのにも驚きました。　
伊賀先生は、どんな反応にも驚かず、対応していらっしゃいました。
　
「ピアニストの演奏を生で、こんなに目の前で聴ける」今日のコンサートの全てが子供たちにとって、忘れられない経験になった事と思います。　

　 ♪この事業は平成21年度郵便事業株式会社年賀寄付金の助成を受けて実施いたしました。