安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。 マルセイユ音楽院首席卒業。 東京芸術大学大学院博士課程修了。 平成元年度文化庁芸術祭賞。 演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集め、著作は 30 点、CD は 20枚を数える。そのうち 17枚の CD が『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』(白水社)で第 9 回吉田秀和賞、『6 本指のゴルトベルク』(中公文庫)で第 25 回講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』(カメラータ)でミュージッククラブ音楽賞。2020年、浜離宮朝日ホールにて演奏生活40周年記念コンサートを開催。ラ・フォルジュルネ音楽祭、東京・春・音楽祭等にも出演。近刊に『高橋悠治という怪物』(河出書房新社)、『ドビュッシー最後の 1 年』(中央公論新社)、『阿佐ヶ谷アタリデ大ザケノンダ』(平凡社)。最近のアルバムに『春の祭典とペトルーシュカ』(R-resonance)、『海』(ottava)、『物語』(コジマ録音)など。日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事。 大阪音楽大学名誉教授、神戸女学院大学講師。
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