どんな練習をすれば、思い通りの演奏ができるようになるのでしょうか?
どのように身体を使えば、身体を傷めずにピアノを弾くことができるのでしょうか?
私は、科学という道具を用いて、これら弾き手・指導者に共通の悩みを解決するための研究・教育活動を行っています。具体的には、現在、ハノーファー音大の学生に対する?脳と身体の講義 ?適切な身体の使い方に対する個別のコンサルテーション、さらには付属病院・研究所において ?ピアニストの脳身体運動学およびジストニアの診断・治療法に関する研究を行っています。
学生や患者の方々がどのような問題に悩んでいるのか、それに対してどのような身体教育を実施すれば効果的であるのか、その根拠となる研究を通して明らかになってきた最新の知見とは何かを、私の経験を踏まえながらお話します。
また、身体の故障の根本を絶つ方法として、脱力・練習の効果を高める方法・ジストニアの仕組み等を、現場に役立つトピックとしてお話します。
受講料: ピティナ会員 4,000円(一般 4,500円)
本講演は「eラーニング」での配信はございません。あらかじめご了承くださいませ。
PROFLIE 大阪大学基礎工学部卒業後、大阪大学大学院医学系研究科にて博士号取得(医学)。ミネソタ大学神経科学部研究員を経て、現在、ハノーファー音楽演劇大学の音楽生理学・音楽家医学研究所にて、日本人として初めて勤務。アメリカ、ドイツ、オランダなど諸外国の教育・研究機関において招待講演を数多く行い、音楽家の脳と身体の研究分野の普及貢献に努める。現在、ハノーファー音大において、演奏に結びついた脳身体運動科学の講義を行う。受賞歴に、大阪大学共通教育賞、国際バイオメカニクス学会若手研究者賞ファイナリスト、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団ポストドクトラルフェローなど。主な演奏歴として、日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、オレゴンにてブロッホ音楽祭出演、兵庫県立美術館におけるソロリサイタルなど。著書に、ピアニストの脳を科学する(単著)、ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと(翻訳)など。
ピティナ・ウェブサイトにて「ピアニストのための脳と身体の教科書」を連載中。
URL www.neuropiano.net
ピティナ・ウェブサイトにて「ピアニストのための脳と身体の教科書」を連載中。
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事前申し込みは終了いたしました。当日券がございますので、
ご興味のある方は当日会場にてチケットをお買い求め下さい。
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