クラシック音楽業界の第一線でご活躍の先生が講師を務める連続講座「音楽総合力ワークショップ」。今年は11年目を迎えます。10回の連続講座(※)で継続的に「学ぶ」機会をぜひご利用ください。
- お申し込みは10回通しのみ。
全2コース 各回10:30開始/約2時間
東京・巣鴨にて講座を受講するコースです。講師の講義・熱演を至近距離で体験することができ、受講後の講師・受講者との懇親会にも参加できます。またeラーニングを活用しての復習や、欠席時の受講振替もしていただけます。
- ピティナ本部事務局<東音>ホール(JR山手線/地下鉄都営三田線「巣鴨駅」南口徒歩1分)
講座開催後約10日後にeラーニングで受講できます。動画はプロが作成するため、臨場感あふれた講座を自宅で体験することができます。特定の日時に縛られず、何度も見直すことができるのも利点です。
全10回一括申込
割引区分 | 一般 | 会員 | |
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超割 | 2020/1/15(火)まで | ¥41,000 | ¥36,000 |
早割 | 2020/3月末まで | ¥43,000 | ¥38,000 |
通常 | 2020/4/1以降 | ¥45,000 | ¥40,000 |
割引区分 | 一般 | 会員 | |
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超割 | 2020/1/15(水)まで | ¥31,000 | ¥26,000 |
早割 | 2020/3月末まで | ¥33,000 | ¥28,000 |
通常 | 2020/4/1以降 | ¥35,000 | ¥30,000 |
各コース:定員50名(先着順)
各講座で"案内人"が付きます。講座中、「ここをもう少し掘り下げて聞きたい」等、受講者がその時々で漏らさず訊きたいことをファシリテーターがオーガナイズ!講師と受講者が身近にやりとりしあう場に。
東京会場にお越しの方でも年間と通じてeラーニングの閲覧をしていただけます。講座の復習に、また欠席した際の振替に、ご利用ください。
年に3回、昼食を持ち寄ってのランチ会や講師・ファシリテーターの先生方との懇親会を開催いたします。年10回の講座を通して親睦を深め、講座内容の疑問から日々のレッスンの悩みまで受講生の皆様とともにお話しいただけます。
- 日程、講師、公演内容は変更となる可能性もあります。予めご了承ください。
2020年のワークショップ初回はシューマン研究の第一人者として知られる前田昭雄先生を講師にお迎えします。産業革命にわき、音楽、美術、文学などあらゆるジャンルを通じて「ロマン主義」の新風が吹き渡った19世紀のヨーロッパ。革新の時代を駆け抜けた作曲家とその音楽への深い共感を語られる前田先生のお話から「音楽をすること」の幸せを受け取れることでしょう。
音楽は調や拍子、形式など様々な要素で構成されており、それぞれが重要な意味を持っています。今回は2020コンペ課題曲を中心に取り上げながら分析。作曲家、デュオピアニストとしてご活躍の加藤先生とともに、楽譜に書かれていることに秘められた「意味」を紐解き、実際の演奏表現につなげていく面白さを感じてみましょう。
音楽について、あるいは音楽的な行為について、言葉で語ること。それは一見シンプルで、日常的に行われていることかもしれませんが、他者に「伝わる」言葉にするためには、大切にしたいポイントがあります。この講座では、音楽について「伝えるための言葉」について考えていきましょう。音楽誌や書籍、放送メディアや翻訳を通じ、書き言葉・話し言葉と向き合ってきた経験から、具体的なノウハウを明かします。
世界が劇的なスピードで小さくなる中で音楽を含む文化活動は、益々重要なポジションを占めています。AIが発達していく現代、いま世界で本当に必要とされる人材とは?これまでに演奏し友好を深めた国・地域は、30カ国以上、世界各国を舞台に演奏活動を繰り広げ、精力的に芸術文化の向上を図っている碓井先生に、これからの音楽家の役割について、お話しいただきます。
比較的新しい楽器であるサクソフォン。クラシカルサックスの第一人者である須川先生は積極的に作曲家への委嘱を行い、それらの作品の多くは現代のレパートリーとして国内外で親しまれています。サクソフォン音楽の発展に尽力される須川先生と、その活動を支えられてきた小柳先生によるトークコンサート的な講座です。
日本が世界に誇るサクソフォン奏者。そのハイレベルな演奏と、唯一無二のレパートリーが国際的に熱狂的な支持を集めている。国内外の有名オーケストラと多数共演し、世界的な評価を得ている。東京藝大卒。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説「さくら」のテーマを演奏。トルヴェール・クヮルテットのメンバー、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、東京藝大招聘教授、京都市立芸大客員教授。2019年にデビュー35周年を迎えた。
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YouTubeにてレッスン動画シリーズ「須川展也のSAXTIPS」公開中
東京芸術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くの公演、録音で発揮している。吉松隆《サイバーバード協奏曲》の準ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団とも共演。トルヴェール・クヮルテットとのレコーディングは10数枚を超える。トリオ「YaS-375」のメンバー。
2018年に初めて開催された左手のピアノ国際コンクールを主催。長年継続してこられた「左手のピアノ曲」普及の取り組みの意義や成果をお話いただくとともに、魅力的な作品をご紹介頂きます。また、ハンディキャップの有無を問わずピアノ演奏の専門家、学習者がピアノを無理の無い奏法で演奏するには、という話題にも、お話が展開しそうです。
日本を代表するトップ奏者として、圧倒的な存在感でヴィオラ界を牽引し続ける店村先生。ヴィオラは、高音でメロディを弾くバイオリンと、低音で支えるチェロの中間的な音域を担当し、両者の橋渡し的な役割を担っています。その醍醐味と、40年以上活躍されてきたオーケストラでのお話を中心に、ヴィオラという楽器の魅力をお話しいただきます。
打楽器奏者として国内外において200作品以上の新作初演を手がける會田瑞樹が現代の作品と新作初演の魅力を語ります。
新作ならではの体験や、初演にたどり着くまでの様々な秘話が満載。これを聞けばあなたも新作を弾いてみたくなること間違いなし。
さらに打楽器音楽の根源である"リズム"を通して音楽を見つめれば、普段慣れ親しんだ音楽の新たな側面が見えてきます。
リストがその生涯で残した作品は約1,500。ピアノを伴う作品は、そのうちの700曲ほど。頻繁に演奏されるのは数十曲ほどでしょうか。当時の大スターだったとか、ピアノの難曲を残した作曲家といった人物像はよく知られていますが、それはリストのほんの一側面です。巨大で複雑な存在だったリストの人物やその功績の全体像をとらえることは容易ではありません。そのような一筋縄ではいかない人物であったことに思いを馳せつつ、今一度、音楽家・ピアニストとしてのリストに焦点をあててみましょう。
三善晃氏に師事し、ジョン・ケージ氏からの評価も受けて作曲コンクールで優勝されるなど、20世紀を代表する大作曲家たちの正統的な後継者としての経歴をお持ちの中川先生ですが、音楽以外の様々なジャンルとのコラボレーションやCM音楽制作など、その活動は広い範囲に及びます。中川先生にご自身の音楽観を語っていただきます。「これからの音楽」はどのようなものであり得るのでしょうか。
出欠席に関わらず全ての回でeラーニングにて受講いただけます。欠席された回はeラーニングでの受講をご利用ください。セミナーレポートもご提出いただけます。
4月(第1回)にランチ会、6月(第3回)、3月(最終回)に立食での懇親パーティの開催を予定しています。受講者の先生とはもちろん、講師の先生方やメディア委員の先生方とも自由にお話しいただくことができます。
音楽総合力UPワークショップのeラーニングコースは、定額見放題コンテンツには含まれませんので、別途お申込みいただく必要がございます。過去のコンテンツも定額見放題には掲載されておりません。
東京での講座開催約10日後よりその後2020年4月末日まで、全ての講座が閲覧いただけます。講座によって配信期間に差がありますので、お見逃しの無いよう、ご利用ください。
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過去に開催したワークショップのレポート、写真がご覧いただけます。
【主催】一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会 メディア委員会