ベートーヴェンやモーツァルトの影に隠れてなかなかまとめて取り上げられることの少ないハイドンの魅力について、モーツァルトと対比しながら、多彩な視点で解説される大変貴重なレクチャー内容です。
★講義に取り上げられる楽曲と楽譜について
当日の講義に取り上げられる楽譜について、以下の通りご案内申し上げます。
【土田英介先生】
基本的に、講義資料に譜例を豊富にご用意しており、オペラや交響曲にも話が及びますので、楽譜はご用意いただかなくても資料のみでお楽しみいただけるようにご用意しております。
【レヴィン先生】
○ハイドン
以下の楽曲を主に取り上げる予定です。
・ ソナタ ハ短調 Hob.XVI/20
・ ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/49
・ ソナタ ハ長調 Hob.XVI/50
・ アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVI/6
・ カプリチオ(幻想曲) ハ長調 Hob.XVI/4
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- 楽譜については、ウィーン原典版を推奨しますが、レヴィン先生が「演奏への助言」を執筆された新しい版は、まだ輸入版でしか出版されていないため、(国内版は、旧版で、レヴィン先生執筆の部分はない)ハイドンについては、特に版は問いません。
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- ハイドンは、参考楽譜として、旧版の国内版を販売する予定です。(輸入版が用意できるかは未定)
○モーツァルト
ハイドンを中心に講義し、それとの対比でモーツァルトを取り上げるため、特に楽曲は指定いたしません。
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- 楽譜については、音楽之友社刊のウィーン原典版(新訂版)「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集1」「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集2」を推奨いたします。なお、この楽譜は、当日も販売いたします。
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- その他、土田英介先生執筆の音楽之友社刊「バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻~演奏のための分析ノート1・2」等を販売する予定です。
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- 講義の進行により、取り上げる作品が変更・追加になる可能性があります。
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- 時間や進行の関係上、上記の作品のすべてが解説・演奏されるわけではありません。
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- 古典派を語らせたら右に出るものはいない世界の第一人者、ロバート・レヴィン先生が、十八番のモーツァルトだけでなく、ハイドンの鍵盤作品をまとめて取り上げます。
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- モーツァルトおよびハイドンのピアノ・ソナタ集(ウィーン原典版、うちモーツァルトは音楽之友社より日本版刊行済)の「演奏の手引き」を執筆したレヴィン先生が、その演奏と指導のポイント、最新の解釈や理論を、ユーモアあふれる語り口で解説!
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- 会場には、現代ピアノのほか、クラヴィコード、チェンバロ、フォルテピアノも用意し、レヴィン先生による最高峰のピリオド楽器演奏を体感!
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- 作曲家、ピアニスト、教育者として大活躍の土田英介先生(東京音大ピアノ科教授、東京芸大作曲科講師)が、当講座用に充実の特別資料を作成してくださっています。
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- ハイドンとモーツァルトの作品を、この講義のために再度研究。ハイドンのキーワードは「意外性」「固執」。それに対してモーツァルトの特徴とは?古典派の2人の天才の秘密を、豊富な事例を通じて、分かりやすく解説。
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- ハイドンの作品をモーツァルトが書いていたら?モーツァルトの作品をハイドンが書いていたら?そんな楽しい実験もあるかもしれません。
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