自分で考えて弾くバロック -インヴェンションの多彩な演奏を楽しもう-
石井 なをみ
2019年12月11日(水)に豊田市コンサートホール 9階 多目的ルームにて石井 なをみ先生をお招きし、「自分で考えて弾くバロック -インヴェンションの多彩な演奏を楽しもう-」を開催いたしました。
今回は石井先生の新刊である「バッハ インヴェンション」「バッハ インヴェンション ワークブック」「バッハ インヴェンション解説ブック」3冊を元に実戦形式でおこないました。
実戦形式だったので、例えば、指番号やアーティキュレーション等々、受講者皆様それぞれ弾き方が十人十色で、改めて楽譜の解釈というのはひとつではないのだと思いました。
ただなんとなく弾くのではなく、考えながら弾くということ、そのための知識だったり実践だったりだと思いました。
特にバロックの時代は平均律でなく、その調である「調性感」というのが重要というのは、とても印象に残りました。
そのため、転調部分はその曲の大事なところで、考えながら弾くことが、改めて大事なことだと思いました。
といって、全体的に堅苦しい感じの講座ではなく、石井先生のお人柄か、和気あいあいと楽しく講座をおこなうことができました。
音程を聞くこと、伸ばしている音を聞くこと、ピアノを弾くことは耳が大事とはいいますが、改めてその演奏を感じながら、楽譜を深く読みながら考えながら、楽しく演奏することの大事さを気付かせてくれました石井先生、またご参加いただきました先生方、ありがとうございました!
Rep:ピティナ豊田支部 村石 淳哉
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