2019年10月11日(金)にサワノ楽器店3Fホールにて嶋名 真理先生をお招きし、「すぐに役立つ指導法!「初級・中級」 -バロック編- 第5回(全6回)」を開催いたしました。
今回は、インベンション6〜10番とバッハコンクール課題曲を取り上げていただきました。
講師の嶋名先生より、インベンションを演奏、指導するにあたり、注意すべき点、形式の特徴、時代背景、ゼツエンツを見つける、強弱、スタッカート、ノンレガート奏法など、分かりやすく説明頂きました。
最初のお話しをもとに、インベンション10番の楽譜を色付けしていきました。(早い段階からインベンションに取り組めるように)テーマ、音階、ゼクエンツ、形式、テラス式の強弱などを分かりやすい言葉、マーク、色分けしていきました。
また8番を参加者の方に実際に演奏していただき、模擬レッスンもしていただきました。始まりの音量、バランス、強拍、弱拍の弾き方など、分かりやすくアドバイス。
その後、6.7.9番を演奏しながらの解説。コンクールで注意すべき点、トリルの奏法など先生の長年の経験をもとにお話しくださいました。
バッハコンクールの課題曲の解説では、バロック感を出すために、スラーや強弱の見直し、必ずしも楽譜通りでなくても良い。様々な解釈の仕方を解説下さいました。
毎回参加いただく先生方からは、バロックの指導法が見えてきた、自信を持って生徒さん達の指導にいかせていけそうとの声もいただきました。
次回は最終回11月15日を予定しております。ご参加お待ちしております。